※映画「南京の真実」第一部「七人の『死刑囚』」は、今後のDVD発売を控えている事情などから、ネットでは一部のみを配信させて頂きます 極東国際軍事裁判(東京裁判)にて裁かれ、従容として死に就いた、いわゆる「A級戦犯」7名。南京攻略戦司令官として「大虐殺」の責任を問われた松井石根大将をはじめとする7人の、刑執行を宣告されてからの最後の24時間を、ただ「事実」のみを伝える貴重な資料映像とともに、史実に忠実に描き、戦後日本が立ち返るべき原点を問うた映画「南京の真実」第一部「七人の『死刑囚』」ディレクターズカット版を、今秋完成予定の第二部・検証編に先立ち、お送りします。 [脚本・編集・監督:水島総/2008年製作] ※チャンネル桜では、自由且つ独立不羈の放送を守るため、『日本文化チャンネル桜二千人委員会』の会員を募集しております。以下のページでご案内申し上げておりますので、全国草莽の皆様のご理
友人の著書です。 出来るだけ「さくら」記事にならないように書評を書きます(笑)。 「語られないもの」としての朝鮮学校――在日民族教育とアイデンティティ・ポリティクス 作者: 宋基燦出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2012/06/28メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 156回この商品を含むブログを見る この本を読んでいて何よりも印象深いのは、朝鮮学校の生徒や先生、父兄に限らず、在日コリアンの人たちが抱えている苦悩や困難に対する、著者のまなざしの深さと繊細さである。 著者は、在日の人たちにとっては他者である韓国本国の人であり、また研究者という他者的なポジションに立ってもいるわけだが、同時に植民地化による過酷な「記憶」の共有者でもある。 私は語られないものについて語りたかった。だからといって私がしたいのは、彼らを単純に代弁することではない。それは彼らを他者化してしまう暴力に過ぎな
日本の自画像を描け 櫻井よしこ なんともどかしい政治だろうか。税と社会保障の一体改革に関する3党合意の民自公の駆け引きはなんら心に響いてこない。一連の議論に、国家、国益によって立つ思想が少しも見えないからだ。 首相が政治生命をかけると繰り返した一体改革が潰れていたら、国益はどれほど損なわれていたことか。日本の政治は全く無力だと、国際社会にさらけ出すことの負の影響を、政治家はどう認識しているのか。 首相と民主党の責任は最も大きいとしても、それはまた、自民党を含めた政治全体が負うべき責任である。だからこそ、野田首相はいま一度、自分がこの一体改革で何を目指しているかを明確に訴えなければならない。武器輸出三原則の緩和をはじめ、首相が日本をまともな国にすべく努力を重ねているのは評価するが、それだけでは不十分だ。まさにここから先の日本の大いなる自画像を首相は描いてみせよ。 たとえば、前述の武器輸出三原
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