35年前、千葉県野田市で小学生の女の子を殺害した罪などで服役した元被告の男性が、無実だと訴え、14日、裁判所に再審・裁判のやり直しを求めました。 この事件は、昭和54年、千葉県野田市で小学1年生の女の子が学校から帰る途中で暴行を受け古井戸の中から遺体で見つかったものです。 殺人などの罪に問われ懲役12年の判決が確定して服役した青山正元被告(66)は、無実だと主張して、14日、千葉地方裁判所松戸支部に再審・裁判のやり直しを求める申し立てを行いました。 裁判では、被害者のカバンの一部が供述どおりに見つかったことが有罪の決め手の1つになりましたが、弁護団は、専門家の鑑定の結果、証拠として提出されたカバンは、捜査当局がねつ造した疑いがあるなどと主張しています。 弁護団は申し立てのあと本人とともに記者会見し、主任弁護人の和久田修弁護士は「再審を勝ち取りたいと強く思っている」と述べました。 一方、千葉