納豆の糸の引き具合や風味の良さで日本一を決める全国納豆鑑評会が19日、宮城県気仙沼市で開かれ、愛知県岡崎市の山下食品が製造した「心和」が最優秀賞(農林水産大臣賞)に選ばれた。 全国納豆協同組合連合会の主催。24都道府県のメーカー計79社が、粒の大きさや豆の産地別の4部門に計194点を出品した。納豆は商品名が分からないように並べられ、大学教授や食品関係者など30人が審査。約2時間にわたり糸の引き具合や味、香りなどを採点した。計20点が入賞し、今後5年間、受賞したことを包装に記載できる。 鑑評会は1996年から続き、21回目。