7月6日に放送されたトーク番組「ビートたけしのTVタックル」(テレビ朝日系)で、選挙権の年齢引き下げに伴う少年法問題などを議論したビートたけしの発言に驚きと落胆の声が上がっている。 死刑執行の決断を下す職務を担っていた元法務大臣の鳩山邦夫らを交えて、日本の死刑制度をどう考えるかを議論したわけだが、日本では約85%が死刑に賛成していることを受けて、たけし自身は死刑廃止論者と前置きしながら、「(被害者と加害者で)2回殺人が行われるわけだよね」「もっと生きるための努力をさせるような方法を」などと持論を展開。さらに、生きていくことは大変なんだと教えるための例として「畑を耕したり野菜をとらせたり」と発言した。 世間に影響力のあるたけしの一連の発言に戸惑った視聴者も多く、ネット上では「この人でも身内が死なないとわからないんだな」「被害者と加害者を同じに考えるなんて酷い」「農業をすれば殺人が許されるなん