米どころとして有名な山形県鶴岡市で15日、米俵を連想させる「俵雪(たわらゆき)」が水田地帯に無数に現れた。俵雪は最大で直径約40センチ、幅約15センチ。野球ボール大の小さいものもある。 同市自然学習交流館の植松芳平館長(77)によると、新たに積もった雪の表面(3センチ前後)が風速4メートル以上の地吹雪にめくり上げられて転がり、ロール状になる。鶴岡市など庄内地方特有の珍しい現象という。 古くから豊作や豊漁の予兆と言い伝えられ、俳句にも詠まれるなど親しまれてきた俵雪。米価の下落や高齢化など環境の変化に直面している米農家に、福を呼んでくれるか。【長南里香】
◆ 県山岳連盟登山部長 井上邦彦さん(63) 全国で、登山や山スキー(バックカントリー)による遭難が相次いでいる。県内でも今年に入り、蔵王で50代男性が一時遭難し、天元台高原では県外の30代男性が行方不明のままだ。救助現場では何が起こっているのか。県山岳連盟登山部長で、県警や消防にも救助方法を指導している井上邦彦さん(63)に聞いた。 ◆ ネット介し初対面 地図なしも ――県内の登山者数は増えていますか。 富士山や高尾山ほどの混雑はありません。ですが、登山方法が二極化しています。お年寄りと若い人とのグループでは、登り方が全く違うのです。特に鳥海山や月山、蔵王のように観光と登山の線引きがあいまいな所では、若い人の新しい動きが目立ちます。 ◆ スマホだけで ――新しい動きとは。 ネットで知り合った初対面の人とパーティーを組む人や、山岳会に所属しない「未組織登山者」が増えています。より良く軽い装
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