プーチン政権に不満渦巻く くすぶるクーデター説―ロシア高官辞任、国防相は雲隠れ 2022年03月30日07時09分 ロシア国防省が26日公開した動画に撮影されていたショイグ国防相(AFP時事) ロシアのウクライナ侵攻から1カ月が過ぎ、プーチン政権内部で異変が起きているのではないかという観測が持ち上がっている。今月23日には大物の高官が辞任し、抗議の意図があったと報じられた。作戦の責任者、ショイグ国防相は公の場から一時姿を消した。英メディアは内部告発を根拠に、プーチン大統領の古巣の連邦保安局(FSB)によるクーデター説まで伝えている。 侵攻に抗議か、ロシア高官辞任 大統領特別代表チュバイス氏 首都キエフを短期で攻略する計画は失敗。逆に強力な制裁でロシア経済危機の長期化は必至だ。ロシア軍は東部に作戦をシフトさせる方針だが、以前からおおむね支配していた地域で、戦果とアピールできるかは疑わしい。