おいらの妄想じゃ国会議員さん達って厳しい選挙を勝ち抜いた選良で、僕ら庶民よりずっと人間の機微を知り抜いていそうな気がするんですが、実際どうなんですかねぇ。なんてことを考えさせられたのは、与野党とも有害情報については似たような定義をしていて、実に純朴っつーか単純で直情的と感じたから。 有害情報の種類 性質 フィルタリングとの相性 猥褻・残虐 先験的に定義が可能 ほぼ機械的にフィルタリング可能 非行・犯罪の誘発 事後的に検証が可能 部分的にフィルタリング可能だが精度は低い ネットいじめ 被害児童の主観 フィルタリング不能かつ問題解決にならず という訳で現実問題として、技術的にフィルタリングが有効なのは猥褻・残虐な情報に限られるし、この辺は立法化しなくとも親の判断によるフィルタリングソフト導入で間に合っているし、犯罪を引き起こしている訳じゃないので緊急性も低い。一方で与野党とも公表されている案で
『帝国』の共著者として有名なアントニオ・ネグリに、来日の直前になって入国許可が出ず、関連行事がキャンセルされた。これについての抗議声明が、主催者側から発表された。私はこの事件の経緯も知らないし、法務省がどういう理由で彼の入国を拒否したのかも知らないが、『帝国』の原著を、あの9/11の直後に読んで衝撃を受けた一読者として、ひとこと感想を書いておきたい。 私は、書評であまり大げさにほめるのは好きではないが、2003年に『帝国』の邦訳が出たとき、週刊ダイヤモンドの書評で「現代の『資本論』」と絶賛した。この評価は、今も変わらない。サヨクにありがちな「反グローバリズム」とか何とかいう幼児的な議論ではなく、グローバル化を超えた先に新しい世界秩序を展望する彼らの思想は、マルクスを(いい意味で)継承するものだ。 特に、今回の事件との関連で興味深いのは、『帝国』で彼らが主張したグローバルな市民権という思
多くのホームレス支援活動は、そのほとんどが第1領域と第3領域に集中している。ボランティアのコンセプトやポリシー、活動記録を見れば、とりわけ第1領域の占める割合が高いことがわかる。緊急性の軸に沿って活動しているために、眼の前の問題に忙殺されているわけである。したがって、もっとも大切な第2領域の作業は、いきおいおろそかにならざるを得ない。たとえば、近年になって第2領域に属する「人と人とのつながり」を重要視する傾向が強まってはいるが、実際には目立った活動はおこなわれていない。 ぼくがなぜ既存のホームレス支援活動を批判することが多いのか、この表でおわかりいただけるだろう。現在のボランティア活動の多くは緊急性の軸に沿った活動であるために、「実際的」ないし「現実的」と称する即物的な第1領域を最優先させており、重要で長期的な効果性を持つ第2領域の活動を、実質ほとんどおこなっていない。その場限りの「点」
勤務医の過労問題が言われるが精神科の場合は・・・と考えさせられることが多々ある。 個人的なレベルの話だが、クリニックの臨床が明らかに扱う病態の幅が広い。年齢も90歳から4歳まで。 これじゃ と最近は新患の年齢制限をしている。それでも大人はじゃどうすればよいのですか?と電話で文句を言われる。 精神科病院では新患をいつでも診察してくれる病院はあるのに。 (日本の精神医療を民間に押しつけ,偏見を生んできた医療制度の下で)精神病院には行きたがらず、入院が必要そうな人もクリニックに来ることが多い。普通、内科系外科系ならそんなことはない。軽症の患者さんも病院に行くので勤務医が疲弊しているので。 以前の勤務先でも細々と児童の診察も行っていた。 しかし、現在は診察だけでなく講演の依頼なども少しずつ増えている。 自分自身でやっていることは大きく変わったつもりはないのだが。 更に、地域療育支援コーディネーター
賃貸暮らしのわが家の地震対策【揺れから命を守る編】 以前のブログでも記載した、防災の優先順位に基づいて対策を進めています。まだ手をつけられていない部分もありますが、ある程度まとまってきたのでざっくりとご紹介していきます。 優先順位別に改善していっているため、今回は主に地震の揺れ対策がメインになります。…
先日のエントリでも少し触れましたが、2006年12月に東京都渋谷区で女子短大生が殺害された事件で、殺人などの罪に問われている被害者の兄の精神鑑定結果が、2007年3月24日の公判で明らかとなりました。 まとめると被告は、広汎性発達障害を持ち、強迫性障害を発症しており、殺害後の遺体損壊行為の際には解離状態であったと鑑定されています。また被害者は反抗挑戦性障害であったのではないかとする意見も述べられています。 東京・渋谷の妹殺害、心神耗弱と鑑定…遺体切断は「別人格」 (スポーツ報知) 鑑定結果「遺体解体時は心神喪失」 渋谷の妹殺害事件 (asahi.com) この公判についてはMSN産経ニュースが異様に詳しく報道しています。 【勇貴被告】「アスペルガー障害に加え解離性障害」妹バラバラ精神鑑定 (MSN産経ニュース) このほかに 【妹バラバラ公判再開(1)】「隠れていたもの爆発、亜澄さんの挑発で
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