一応書いておこうと思うのです。 首相発言の件。 まあ、次の選挙をにらんだ支持率カチ上げ発言だとは思うんですけど、首相がこう言ったら総務省も考えなきゃならないんで、何かするんでしょうね。 と言っても、原則として、携帯電話の利用料の決定権は事業者にありますし、法的にそれを縛るようなことは今の事業法ではできません。事業法を改正すればまたなんとかなるのかもしれませんが、「通信の自由化」とは全く逆行する法改正になるわけで、この二十年の苦労はなんだったのってことになりかねません。 現状、通信事業者同士が不公平にならないよう、と言う意味での料金の規制は存在します。いわゆる「接続料金とその根拠の公開」、支配的事業者は接続料金を公開のこと、というアレです。これは、後発事業者が不利にならないように、適正な価格でネットワークの貸し出しを受けることができるように、と言う意味の規制です。 しかし今回の首相発言は、「