こんにちは! 今回は山本譲二著「累犯障害者 獄の中の不条理」の感想です! 累犯障害者 (新潮文庫) 作者: 山本譲司 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2009/03/30 メディア: 文庫 購入: 22人 クリック: 332回 この商品を含むブログ (86件) を見る 非常に壮絶な本でした。 まず冒頭。 知的障がい者のある男性が何度も軽犯罪を犯して刑務所に入る。 なぜか?と聞けば、彼は言う。 「刑務所の方がいい。外は怖い。」 これが今、福祉を受けられない知的障がい者の正直な心、なのかもしれません。 そう思うと、心が重くなります。 またこういう人もいます。 僕たち障害者は生まれた時から罰を受けているようなもんなんだよ。 だから罰を受ける場所はどこだっていいんだ。 どうせ 帰る場所もないし・・・。 また刑務所の中で過ごしたっていいや。 山本譲二 「累犯障害者」 p10 新潮社 悲しすぎる