「すでに『移民社会』の日本」を直視できない私たち~髙谷幸・東京大准教授に聞く(下) 「日本人」の自画像と内なるレイシズム 松下秀雄、石川智也 「論座」編集部 すでに多様なルーツの人々が暮らす日本社会。「移民」をめぐる問題の根はどこにあるのか。 髙谷幸・東京大学准教授に、多文化共生の課題・作法について伺うインタビューの(下)です。髙谷さんは、NPO法人「移住者と連帯する全国ネットワーク」(移住連)の理事も務め、海外ルーツの人々の権利や尊厳をまもる活動に取り組んでいます。 (下)では、他国の取り組みから日本が学べること、そして、政治家やメディアが築きあげてきたかもしれない、外国ルーツの人たちに対する私たちの「心の壁」の問題について伺いました。 (上)はこちらからどうぞ。 髙谷 幸〈たかや・さち〉 東京大学大学院人文社会系研究科准教授、NPO法人「移住者と連帯する全国ネットワーク」(移住連)理事