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  • きまぐれな日々 再分配こそ財政の肝 ─ 消費税増税による財政再建は論外だ (タグ:神野直彦)

    すっかり更新間隔がまばらになってしまった当ブログだが、旧「政権交代ブログ」の興味の的は、日郵政の社長人事らしい。しかし、この件には私はたいした興味を抱くことはできない。だって、郵政民営化の見直しだの反対だのって、あの平沼赳夫や城内実でさえ言っている、というか彼らは他にはたいしたことを言っていないのだが、彼らにさえ正論が吐ける議題でしかないからだ。もちろん、顔ではニヤけながら腸を煮え返らせている竹中平蔵が吐く捨て台詞などは論外だけれども、この問題は連立与党が公約通り粛々と進めてくれれば良いだけの話だ。 それより問題なのは、わが国の貧困率が15.7%に達し、自殺者が年3万人を超え始めた1998年以降をとっても最悪に達した(2007年)ことであり、それにもかかわらず、財務官僚の意を受けた鳩山内閣が、母子加算を復活するから、高校等就学費や学習支援費を廃止しようなどとしていることだ。 小沢一郎や植

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    BUNTEN 2009/10/23
    「小沢一郎や植草一秀とともに、鳩山由紀夫を「政権交代の三種の神器」として崇め奉っていた人たちの間では、鳩山由紀夫首相への批判はタブーらしく」ある意味自業自得(自縄自縛?)だが、無節操なのとどっちがマシか?
  • きまぐれな日々 陰謀論に「右」も「左」もない ─ 馬鹿げた「中川昭一謀殺説」

    すっかり4日に1度の更新になってしまっているが、明日からはまた3連休なので、次の更新も4日後になるかもしれない。 その数少ないエントリで、直近のエントリの話題を蒸し返すことは、前々回のエントリでもやったばかりだが、今回もやる。沖縄の米軍基地問題などで鳩山由紀夫首相の姿勢が早くもぶれたり、経済政策で怪しげなところが見えてくるなど、新政権を批判すべき材料も出てきたが、それらは次回以降に回して、前回のエントリで書いた中川昭一死去の件について補足したい。 他のブログで見たのだが、ネット右翼たちは「中川さんは民主党に殺された」などと言って怒り狂っているらしい。それは勝手に言わせておけばよいのだが、反自公を掲げてきた旧「政権交代」ブログの間に、中川昭一はアメリカに反対したから死に追い込まれたのだ、という陰謀論を展開するところが目立ち、いったい何を言っているのかと呆れてしまう。 そのような陰謀論を書かな

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    BUNTEN 2009/10/09
    陰謀論ねぇ。▼中川氏が殺されたとしたら、酒と、アル中を容認する日本社会にだろう。彼を殺したものをあえてもう一つ挙げるなら、政治家を政治利用する連中か。
  • きまぐれな日々 野中広務と差別と自民党と

    『kojitakenの日記』に、野中広務と辛淑玉の対談『差別と日人』(角川oneテーマ21, 2009年)に絡めて、昨年秋、国籍法改正の際にひどい差別的記事をブログに書いた城内実およびその後援者、さらにはその周囲にいる人たちへ疑問を投げかける記事を書いた(下記URL)。 http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20090907/1252315598 はてなの裏ブログは、以前『博士の独り言』というネット右翼のブログを批判した時にコメント欄を荒らされたので、コメントをはてなユーザーに限定している。だから、はてなの記事をそのままこちらにも転載しようと思ったが、あまりに芸がないのでそれはやめた。もちろん、はてなの記事についてのコメントをこちらのコメント欄にお寄せいただいてもかまわない。 はてなの記事は、最初もう少しましな読書感想文にしようと思っていたのだが、結局には全

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    BUNTEN 2009/09/09
    「「国家社会主義の変種」が台頭する」これこそが、ある意味最も期待されているオチであろう。ファシズムの危険が危ないというサヨクの警告が狼少年として相手にされなくなっている今こそがおそらく最も危険である。
  • きまぐれな日々 衆議院選挙で民主党圧勝 ろくな議員が残らなかった自民党

    衆院選は予想通り民主党が圧勝し、「政権交代」が起きることになった。自民党の下野は、1994年以来15年ぶりとなる。1994年に自民・社会・さきがけの連立政権が成立した時は、自民党もついに社会党と組まざるを得なくなったか、と思い、まさかその後15年間も政権与党の座を守り続けるとは思いもよらなかった。特に、2001年の小泉純一郎政権以降、日政治も社会もガタガタになってしまった。新政権は、日を立て直す重大な責務を担うことになる。菅直人もしばらくは四国遍路の続きをする暇などないに違いない。 自民党は119議席に議席を減らした。83人いた「小泉チルドレン」は10人を残すだけとなった。公明党は小選挙区の全候補者が落選するなど21議席にとどまり、共産党(9議席)と社民党(7議席)は現状維持、国民新党は1議席減の3議席にとどまった。「みんなの党」が1議席増の5議席、新党大地は現状維持の1議席、新党日

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    BUNTEN 2009/08/31
    「今後の日本の政治は多党制へと移行しなければならない。」制度改正なしにはほぼ無理。▼「福岡8区の有権者には呆れるばかり」悪かったね。orz
  • きまぐれな日々 あす衆院選投票日 改めて「なんとかしてくれそう」はやめよう

    衆院選の選挙戦は、今日(29日)午後8時で終了する。かつて、2001年の参院選の選挙戦終了時、当時岡山に住んでいた私は、たまたま山陽線のとある駅前を通りがかり、選挙運動を終えた瞬間、民主党陣営の人たちがみな、やるだけのことはやったという達成感や満足感と虚脱感の入り混じった表情を見せたことを印象深く思い出す。しかし翌日の開票速報で、全国で最も早く伝えられたのは、対立候補だった自民党・片山虎之助の当確だった。その片山は、6年後にまさかの「姫の虎退治」によって討ち取られてしまう。片山を討ち取った姫井由美子は、さらにその1年後に「改革クラブ」に参加しようとして果たせなかった。今頃は、あの時改革クラブに行かなくて良かったと思っているだろう。 今回も、どんなに劣勢に追い込まれている陣営も、8年前の参院選における岡山の民主党陣営のように、最初から全く勝ち目のない戦いを展開している陣営も、戦っている人た

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    BUNTEN 2009/08/29
    「ブログ開設から3年4か月が経って、その影響力が限定的であることだけはわかった。」政治ネタ主体のサイト周りに群れているネットユーザーの実数は、たぶん、思いの外少ない。
  • きまぐれな日々 自民党のネガキャンは奏功するか&しぶとい極右候補者たち

    明日(27日)、朝日新聞に総選挙の「中盤の情勢」が掲載されるそうだが、今朝の同紙4面に掲載された「編集委員座談会」で、テレビ出演で有名な星浩編集委員が「揺り戻しはない」と断言している。おそらく、明日掲載される情勢調査結果も、これまでの民主党圧勝の流れから大きく外れるものにはならないだろう。 座談会は、これまで朝日新聞で「政治改革」の旗を振ってきた早野透、星浩両氏に、坪井ゆづるという編集委員が加わっているが、坪井氏は自民、民主両党の政策を「ばらまき」と批判しており、民主党政権成立後、朝日新聞的・財務省的スタンスから政府・与党(民主党)を批判する急先鋒に立つことになるのかもしれない。早野氏は、麻生首相の第一声は「おわび」から入った、これでは選挙にならないと自民党をバカにし切っているし、星氏は、「判官びいき」は負けている方にも何か理があって、かわいそうだから起きる、と自民党の「自業自得」だと言っ

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    BUNTEN 2009/08/26
    「今後民主党政権が批判を受けて支持率が低下した時、彼らが台頭する」なあなあズブズブの"政治"が成り立たないようにして究極の選択を迫る小選挙区制の狙いはそこだからね。ちなみに民主も比例削減派。
  • きまぐれな日々 「右」に寄り過ぎた自民党と、巧みなポジショニングの民主党

    衆議院選挙の公示をいよいよ明日に控え、そろそろ大新聞の情勢調査の記事が出始める頃だと思う。選挙が公示されると、ブログに書ける記事にも何かと制約が生じ、自由に言いたいことが言える記事も、総選挙前では今日が最後になると思うので、思う存分書きたいと思う。当ブログ管理人は、今週後半にブログの夏休みをとる予定だが、その頃にはもう総選挙の流れは不動のものになっていることだろう。 今日は、先週の12日に公開された、「毎日jp」の「毎日ボートマッチ えらぼーと」に掲載された、各党の候補予定者の回答を分析した結果を公開したい。このところ当ブログはこの「えらぼーと」の話題ばかりだが、昨年夏に「毎日新聞叩きに反対するキャンペーン」の開始を宣言した当ブログらしいといえるだろう。当時話題になった毎日デイリーニューズの「エロ記事事件」自体は批判されて当然だが、城内実だの某経済評論家だのが、騒ぎに乗じて毎日新聞に言いが

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    BUNTEN 2009/08/17
    「かつて「自民党より過激」と言われた民主党の新自由主義志向路線」それは捨て去られてのであり今のがホンモノだと誰か証明してくれ。orz
  • きまぐれな日々 田母神が講演会「ヒロシマの平和を疑う」で核武装論をぶった

    田母神俊雄について書くと、城内実の眞鍋かをりポスター無断使用事件の時には遠く及ばないとはいえ、ブログのアクセス数が増える。これはなぜかというと、田母神が電波芸者の一人になっていて、読者(視聴者)の関心が強いからだ。「城内実ポスター事件」にしても、芸能人の眞鍋かをりが絡んだからブログのアクセスが増えた。こうして考えると、テレビという媒体の影響力がいかにすさまじいかがわかる。大新聞の影響力はテレビに大きく劣り、一般週刊誌はさらに劣り、週刊誌にもはるか及ばないのがブログや掲示板などのインターネットではないだろうか。昨年の自民党総裁選の時の「NHK自民党コマーシャル事件」などのように、ブログでの騒ぎが一気に広がることもたまにはあるが、その影響力はごく限定的だ。もっとも、ネットの影響力が強かったら、一昨年の参院選は、維新政党新風と9条ネットに票が集中し、両政党が二大政党になっていただろう。ネットで

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    BUNTEN 2009/08/07
    「田母神俊雄もまたマスコミの寵児として大活厄」orz
  • きまぐれな日々 民主党の悪いところ良いところ ─ 小選挙区制の偏重は最悪

    昨日(21日)衆議院が解散され、衆議院選挙は8月18日公示、8月30日投票と決まった。与謝野馨財務・金融担当相は解散詔書に署名しないのではないかなどと噴飯もののことを言っていた報道機関があったが、そんなことがあろうはずもない。与謝野はそんなに腰の据わった政治家ではない。 解散の日の常で、マスコミは今回の解散に名前をつけようとしているが、そんなものはあとから自然に決まることだからどうでも良い。苦く思い出されるのは4年前で、投票日が9月11日だったから「自爆テロ解散」だ、などという浮わついた声もあったが、結局自民党の地すべり的圧勝になり、選挙の単一争点になってしまった「郵政民営化」にちなんで、「郵政総選挙」の名前が定着した。 麻生太郎首相は、解散の日になってようやく、コイズミカイカクとの決別を宣言した。朝日新聞の記事から一部を引用する。 政治の責任は安心社会の実現だ。行き過ぎた市場原理主義から

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    BUNTEN 2009/07/22
    「問題は民主党であって、これまで自民党に対抗するために打ち出していた政策を次々と軌道修正している。」しかし自民がひどすぎるので、それでも民主が勝って結局右派バンザイ政権が…。orz
  • きまぐれな日々 東京都議選で民主党が躍進、自民・共産が敗北

    やはり「風」は吹き止まなかった。 東京都議選は、民主党の圧勝、自民党の惨敗に終わった。民主党は54議席を獲得して第一党となり、自民党は10議席減の38議席と惨敗。共産党も5議席減の8議席にとどまった。民主党が自民・共産の両党から議席を奪い、独り勝ちした、と言いたいところだが、もう一つ勝った党がある。それは公明党だ。東京都議選に全力を挙げる公明党は、全候補者を当選させて、1議席増の23議席を獲得した。「自公過半数割れ」とは言っても、一昨年の参院選と異なり、公明党は負けていない。負けたのは自民党である。 共産党も負けた。5議席減の8議席で、自民党ともども惨敗といえる。しかし、得票数はそれなりに多かった。この選挙結果から思い出すのは、ロッキード事件のあと、任期満了選挙となった1976年の総選挙であり、この時自民党は過半数割れの惨敗(追加公認を入れて過半数を確保)を喫したが、共産党も得票数は多かっ

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    BUNTEN 2009/07/13
    「オール与党」危ないのはこの危険なんだけどなぁ。大連立騒動じゃないが、魔物をやっつけたつもりでもっとひどいものを召還することはゲームでなくてもあり得るので。
  • きまぐれな日々 橋下に秋波を送る民主党は「首長ペンタゴン」と野合するのか

    今朝の新聞は、JR西日の山崎正夫社長が在宅起訴された件で紙面が埋め尽くされている。4年前の福知山線脱線事故について、業務上過失致死傷の罪に問われたものだ。 この事故は、端的に言って乗客の安全よりも収益を重視した、民営化されたJR西日の経営姿勢の問題であり、社長の起訴は当然だと思うが、罪を社長だけにかぶせて済む問題ではないだろう。もとをただせば、国鉄の民営化は果たして手放しで賛美して良いことなのかという疑問に行き着く。現在の日では、中曽根康弘は偉大な政治家だったとしてほぼ評価が固まっているが、中曽根は日における最初の新自由主義総理ともいえる人物であり、バブル経済をもたらしたのも中曽根時代の民活(民間活力の活用)路線である。つまり、バブル崩壊後20年近くも日経済が低迷したのも、福知山線で悲惨な事故が起きたのも、極言すればすべて中曽根のせいなのである。 中曽根以後の新自由主義の大立者と

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    BUNTEN 2009/07/09
    日本沈没あるいは滅亡への道。orz
  • きまぐれな日々 静岡県知事選の結果に複雑な思い 手放しで喜べない

    昨日深夜には静岡県知事選の結果を喜ぶ民主党支持ブログのエントリがずいぶんたくさん立った。 とはいえ、当選した川勝平太氏が、政治思想では右翼、経済政策では新自由主義の、ネオコン・ネオリベ色の強い人物であるところから、さすがに手放しでは喜べないとするブログが多かったようだ。当ブログも同様である。 当ブログ管理人は、このところブログ運営に考えるところが増えてきている。単純化していえば、民主党寄りのメディアとして、一方の極に朝日新聞があり、もう一方の極に小沢一郎や鳩山由紀夫を絶対視するかのような民主党応援ブログや掲示板がある。後者は前者を「マスゴミ」として非難するが、前者も後者もともに民意からは離れており、現実に派遣切りに苦しみ、自殺に追い込まれている人たちの世界からは隔絶したところにいる。そして、当ブログも上記の両極をいくら批判したところで、やはりリアルの世界から隔絶したところにいることには変わ

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    BUNTEN 2009/07/06
    「政治も経済も社会も、混乱期を経験しなければならないと思う。」勘弁してください。もう耐えるだけの体力残ってないんです。orz
  • きまぐれな日々 「核持ち込み」密約の元外務事務次官証言を否定する政府

    昨日は情報量不足のエントリだったにもかかわらず、今年3番目となる多数のアクセスをいただき、読者の皆さまには感謝する次第だ。6月度累計でも、西松事件が騒がれた今年3月度に次いで、過去2番目に多い月間アクセス数となる見込みである。 だが、テレビが政局の話題で大騒ぎすればするほど、気が滅入ってしまう。先週金曜日のエントリにいただいたコメントで観潮楼さんが指摘した通り、今回の東国原・橋下騒動の質は「争点から『脱改革・反貧困』を露骨に外す」ことにある。騒げば騒ぐほど彼らの狙いにはまってしまう。なんでこんなひどい政治になってしまったのかと思う時、「90年代の政治改革の失敗」という言葉が頭に浮かぶが、朝日新聞の一色清も星浩も、「政権交代のできる態勢ができたのは良かったのだが」という言い方しかしない。ブログで選挙制度をめぐって自民党と民主党が定数削減を競う動きを批判しても、結構コメントはいただくけれども

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    BUNTEN 2009/06/30
    政権交代後に、密約を裏付ける証拠は発見されなかったと民主党政府が言う、というオチはあり得ないの?
  • きまぐれな日々 静岡県知事選・東京都議選で苦戦の自民党と、東国原の野望

    東国原騒動を取り上げた昨日のエントリは、ユニークアクセス数で鳩山由紀夫が民主党代表に選ばれた直後(5月18日)以来、トータルアクセス数では小沢一郎が民主党代表を辞任した翌日(5月12日)以来のアクセス数を記録した。ワイドショーも大騒ぎした東国原騒動に興味をひかれた方が多かったようだ。 なんでも、騒動勃発の翌日にテレビ局が街頭で「総理大臣にふさわしいのは誰か」と聞いたところ、東国原は、2位の鳩山由紀夫や3位の麻生太郎を大きく引き離して1位だったそうだ。なぜ東国原を支持するかというと、「何かやってくれそうだから」と、選挙民が有名人を選ぶ時の典型的な回答が返ってきた。鳩山由紀夫や麻生太郎は何もやってくれそうにないらしい(笑)。 だが、そんな鳩山由紀夫や民主党でも、麻生太郎や自民党と比較すると「何かやってくれそうだ」と思われているようだ。今週号(7月5日号)の「サンデー毎日」は、電話調査の結果、民

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    BUNTEN 2009/06/25
    「「何かやってくれそうだから」と、選挙民が有名人を選ぶ時の典型的な回答」期待されているのは変化なのだが、破壊力が強そうだからといってやみくもに選んでも政治が望む方向に変化するとは限らず逆方向も…。(^_^;)
  • きまぐれな日々 戦前にも失敗していた「二大政党制」

    鳩山邦夫が日郵政の西川善文社長の更迭を求めて進退を賭けると発言している件について、熱く論じる人たちもいるが、兄貴との合流をにらんだパフォーマンスであることはミエミエなので、私としてはあまり熱くもなれない。政権交代後の民主党に、どこまで看板通りの「国民の生活が第一」の政治ができるか、党内民主主義さえどこまで確保されているかわからないこのところの状態を見ていると、大きな期待はできないようにも思う。 先日の大阪府松原市の市長選挙で自民・民主・公明が推薦する澤井宏文氏が共産党推薦の梅木佳章氏に勝ったが、敗れた梅木氏が44.21%の得票を集めて善戦した。この選挙結果からわかることは、民意は現在の自民党政治には強い不満を持っているが、民主党への支持もさほど広がっていないということだ。そんな状態で、今年の衆議院選挙で政権交代が起き、民主党が中心になる連立政権ができたとしよう。新政権は、発足当初には高い

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    BUNTEN 2009/06/04
    単純小選挙区制は、たとえば障害者のような、広く薄く散らばった少数派の代表権を奪う。比例だけだと米軍基地の多くを押しつけられている沖縄のような特殊性の高い狭い地域から代表が出にくくなる。どうしようか?
  • きまぐれな日々 千葉県知事選の「森田健作圧勝」の流れを読む

    先週報じられたマスコミの情勢調査から覚悟はしていたが、千葉県知事選は森田健作の圧勝だった。つい先日までは、まさかあんな男が知事になるとは想像だにしていなかったから、ショックは大きい。 マスコミの報道はわかっている。この知事選と西松事件を結びつけて、民主党代表の小沢一郎への批判を強めるに決まっている。だが、その見方は間違っている。 宮崎で東国原英夫が知事選に勝ったのは2007年1月だった。同年4月には、東京都知事選で石原慎太郎が圧勝した。そして、翌2008年1月の大阪府知事選では橋下徹が圧勝した。今回の森田の当選は、これら3つの選挙の延長線上にあると考えるべきである。 つまり、どんな人物だろうが、テレビなどで名を売った有名人が、「既存政党」の候補に飽き足らない有権者の心をとらえて当選するという図式である。この選挙は、仮に西松事件がなかったとしても、森田が勝っていたはずだ。 彼ら「タレント候補

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    BUNTEN 2009/03/30
    「ここまでひどい経済・社会の崩落にあって困窮した人々の受け皿になれない左翼政党とはいったい何なのか。」きちんとデータ取ったわけじゃないが、タレント候補が出ると共産党の票は減る傾向があるような気がする。
  • きまぐれな日々 中川辞任は当然&内閣総辞職後、選管内閣で解散総選挙を

    一昨日には強気に留任の意向を見せた中川昭一財務相だが、昨日、予算案成立後に辞任するとの意向を明らかにし、それでも野党が即時辞任を求めて問責決議案を出すと、責任を取って辞表を提出した。 こういう展開になると、朝日新聞と同じことしか書けなくなって全く面白くないのだが、中川の辞任は当然であって、中川だけではなく麻生太郎首相の後手に回った対応は拙劣そのもので、もはや政権の体をなしていない。 思い出すのは、閣僚の不祥事を庇っては、その都度情勢が悪化して閣僚が辞任に追い込まれた安倍晋三内閣であって、その中でも参院選2か月前の一昨年5月28日に松岡利勝農水相が自殺した件は衝撃的だった。そして、中川昭一の父・中川一郎も1983年に自殺している。 中川昭一は、中川秀直と区別するために、ネットのスラングでは、「中川(酒)」などと表記される(中川秀直は「中川(女)」)。酒癖が悪いのは以前から知られていたが、世界

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    BUNTEN 2009/02/18
    「よりにもよって与謝野の兼任。」この種の表現が多用されることが、与謝野氏を評価して余りある。
  • きまぐれな日々 コイズミから橋下徹へ ? 「カイカク」の主役交代

    言うことがコロコロと変わる麻生太郎首相。G7終了後の会見でろれつが回らない中川昭一財務相。もはや手の施しようのない状態で、麻生内閣の支持率は日テレビの調査でついに9.7%と、10%を割り込んだ。朝日新聞の調査で初めて15%割れしてから、さほど日も経っていない。 もはや、麻生内閣は持たない。誰もがそう思っていると思う。中川財務相の醜態は、麻生内閣が統治能力を失った象徴だろう。二日酔いなら論外だが、健康不安の場合でも、会見であのような状態になるまで代行も立てずに放置してはいけない。 予算案成立とともに、自民党で「麻生下ろし」が始まるとする見方もあるが、私はこれ以上麻生内閣の支持率が下がっても、喜んではやし立てる気分には全くなれないでいる。それは、麻生内閣のあとに来るものに対する、悪い予感があるからだ。 果たして、私を含む自公政権反対の人たちが考えているような政治になるだろうか。あっさり、民主

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    BUNTEN 2009/02/17
    「橋下の本質は、高校生とガチンコの議論をして自己責任論を叫んで高校生たちを泣かせた冷酷非情な新自由主義者」絶賛一票。女子高生(いや男ももちろんだが)泣かすような野郎は許しておけん。
  • きまぐれな日々 今度は中川昭一の二日酔いで大騒ぎだが...

    郵政民営化をめぐって麻生太郎首相とコイズミがドタバタを演じたあとは、中川昭一財務相がG7会議後の会見で、眠そうにしてろれつが回らず、トンチンカンな受け答えをしたことがテレビで話題になっている。中川は、イイワケまで筋が通らず矛盾していて、会議や会見の時に泥酔していたことは明らかだ。 いかにも「叩いてください」といわんばかりの醜態にはあきれ返るばかりなのだが、中川昭一といえば政治思想タカ派のきわめて好ましくない面と、積極財政指向の反新自由主義的政策の多少は評価できる面を持った政治家なので、大臣辞任につながるかもしれないこの失態のあと、麻生内閣の経済政策がどうなるかが懸念される。中川も消費税増税論者ではあるが、たとえば与謝野馨などは消費税増税論者にして強烈な緊縮財政派であり、今後の日経済の建て直しのためにはもっとも好ましくない人物だ。 時あたかも、2008年10?12月度のGDPが、年率換算で

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    BUNTEN 2009/02/17
    ろくでなし一方の与謝野と、多少は見所のある中川の二名の経済関係閣僚のうち、多少なりと見所のある方がよりにもよって酒で脱落、と。ネタタグを付ける気力ももう残ってないわ。orz
  • きまぐれな日々 「地球温暖化陰謀論者」が信奉する武田邦彦のトンデモぶり

    アメリカの金融危機に端を発した今回の不況は「100年に一度」などと言われるが、それが決して大げさな表現ではないことは、今後明らかになっていくだろう。時代はもはや乱世であり、その幕は開いている。それが東京ではさほど表面化していないだけの話で、いずれは東京人の尻にも火がついて、上を下への大騒ぎになる。 極端に外需に偏った産業の構造は、大きく改められなければならず、その変革は、いやでも「痛みを伴った」ものにならざるを得ない。今後シフトしていくべき分野の柱の一つが再生可能エネルギーであり、アメリカでもオバマが「グリーン・ニューディール」を掲げている。 しかし、原子力利権にどっぷり浸かった日の行政はこの分野に不熱心である。再生可能エネルギーの分野は、電力や鉄鋼業界が推進する原子力発電にとって好ましくないので、これらの業界にのみ配慮していたのである。従来は、同じようにこの分野に不熱心だったブッシュ政

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    BUNTEN 2009/02/13
    俺は過激な主張への親和性が高いことを自認しているが、武田氏の主張は援用しないことにしている。m(_@_)m