正論としてうなずくことはできるものの現実では真逆だと読んでいて一番抵抗を感じた一説。「コンテンツ」が指し示すものが「作品」であればコンテンツと作者の距離は比較的離れているけれども、「意見・主義主張」となるとコンテンツとその発言者とを切り離して評価することはほとんどできないように思う。「自分が言われるとき」にはそのコンテンツを素直に評価するよう心がけたいと思いつつ。 以下、まとまりのない箇条書きではあるがメモを残す。 意見というのは、基本的に「理論」である。それはそれを発言した人間からは切り離して捉えなければならない。誰が言っても、正しいことは正しい、間違っていることは間違っている、という判断をするべきだ。こういう立場を取っていれば、自然に、考えが違う相手であっても、人間として親しくつき合うことができるようになるだろう。 (中略) いい加減な人間が偉そうな口をきいたときにも、「それはそのとお