戊辰戦争について、以前ブログにしました。 www.betty0918.biz 今日はその続編。 箱館戦争で自決を思いとどまった榎本武揚のその後について語らせてください。 目次 榎本武揚、自決の覚悟 投獄 北海道開拓 仙台伊達藩 東北の侍たち まとめ 榎本武揚、自決の覚悟 榎本武揚は、箱館戦争で敗戦を覚悟し、オランダ留学時代から肌身離さず持っていた海自国際法の解説書『万国海律全書』を新政府軍の黒田清隆に託します。将来日本が外国と交渉する際に役立ててほしいと思ったのです。 そして自決のための短刀を手にした時、その短刀を部下に素手で掴まれ、自決を思いとどまるよう説得されました。 明治2(1869)年5月18日、榎本ら旧幕府軍は降伏し、五稜郭を明け渡します。 1年5か月に及んだ戊辰戦争が終わったのです。 投獄 榎本は投獄されます。木戸孝允ら長州閥が厳罰を求めた一方、榎本の才能を評価していた黒田清隆