「永遠の一手」全12話が完結しました。読者の皆様に感謝申し上げます。 12話分のネームができあがったのは昨年の11月でした。それからは松島さんの作画が主となり、連載が始まってからの私の役目は原稿のチェックになりました。 この作品にはプロ棋士の監修を付けていません。誰かにお願いするかどうか沢編集長と相談した結果、「付けないでやりましょう!」ということになりました。題材が現在の電王戦を批判的に描いているため、賛同が得られないのではという懸念と、変に介入されても困るかなというこちら側の都合もありました。将棋の基本的なチェックを私が担うことになりました。 とりあえずは、“永遠の一手”でリアルタイム検索をかけて、ツイートを眺めてみることにしました。 監修を付けなかったという点では、最終局面で「でかなべ」さん(面識はありません)の「しかしプロ棋士の監修がもしあったらこんな大胆な発想の局面はできなかった