8月26日、あるニュースがイタリア全土を駆けめぐり、イタリアの自転車ファンの間に激震が走りました。「ワールドツアーシリーズ」に残っていた最後のイタリアのチーム、ランプレ・メリダが中国登録になるということです。これにより、ついにワールドツアーからイタリアのチームが消滅することになります。前代未聞の緊急事態です。 イタリアワールドツアーチームが消滅!? 8月26日に北京で行われた会議で、チームマネージャーのジュゼッペ・サロンニ氏が出席する中、ランプレ・メリダと中国のTJスポーツ・コンサルテーション(TJ体育諮詢有限公司)の間で協定が結ばれ、2017年からTJスポーツ・コンサルテーションがランプレ・メリダのメインスポンサーになりました。新チームの目標はツール・ド・フランスで上位を目指すことと、次のオリンピックに向けた中国自転車競技の発展です。 TJスポーツ・コンサルテーションがメインスポンサーに
7月24日まで行われたツール・ド・フランスで現地取材したエースクラスのスペシャルバイクレポートの2回目はティンコフ、アスタナ プロチームなどのスペシャライズド使用チームを中心にお届けする。エースクラスの選手たちの最新バイクには趣向を凝らしたペイントや、個性的なカラーリングが施され、走りだけではなく見た目でも観客を楽しませていた。 ←<1>フルームはサイのペイントに楕円リング スペシャライズド特別カラー 各ブランドで最も多くスペシャルカラーのバイクを供給していたのがスペシャライズドだった。現世界チャンピオンのペテル・サガン(スロバキア、ティンコフ)はエアロロードバイク「S-ワークス ヴェンジ ヴァイアス」と、オールラウンドモデルの「S-ワークス ターマック」をチョイス。 ペテル・サガン(スロバキア、ティンコフ)用の予備バイク「S-ワークス ターマック」Photo: Shusaku MATSU
自転車ロードレースでイエローと言えば、ホイール・アクセサリーブランド「MAVIC」(マヴィック)のニュートラルサービスカー「マヴィックカー」だ。セットアップされた自転車や車輪を積載し、レース中に選手が機材トラブルに見舞われると、チームに関係なくサポートを行う。ツール・ド・フランスでも3台のマヴィックカーと1台のモト(オートバイ)が稼働している。(ヴァンヌ 柄沢亜希) マヴィックカーに積載されているバイクはキャニオンで統一 今年お目見えしたマヴィックカーは、ニューデザイン。ツール・ド・フランスでは初めてのお披露目だ。大胆にレイアウトされた太字のフォントが、横から見るとタイガー柄のようにも見える。積載された自転車は今年からドイツの自転車ブランド「Canyon](キャニオン)が採用されているが、こちらもみごとにイエローカラーで揃えられていた。 無線機で対応する様子を再現してくれたマキシム・ルフィ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く