Online ISSN : 2423-8872 Print ISSN : 0029-0181 ISSN-L : 0029-0181
厚生労働省 子宮頸がんは、乳がんに次いで、若い女性に2番目に多いがんです 子宮頸がんは、女性の子宮の入り口部分(子宮頸部)にできる「がん」です。 若い女性(20~39歳)がかかる「がん」の中では乳がんに次いで多く、女性の100人に1人 が生涯のいずれかの時点で、子宮頸がんにかかると言われています。年間9,000人近くの人 が子宮頸がんにかかり、2,700人もの人が亡くなっています。 子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの 感染が原因で起こるがんです ヒトパピローマウイルス(HPV)には、100種類以上のタイプ(型)があり、そのうち、 子宮頸がんの発生に関わるタイプは「高リスク型HPV」とよばれています。主に性行為に よって感染します。海外では、性活動を行う女性の50%以上が、生涯に一度は感染すると いわれ、感染しても多くは自然に排出されます。 子宮頸がんの約半分は、
18 学術の動向 2017.8 特集 「卵子の老化」 が問題になる社会を考える ―少子化社会対策と医療・ジェンダー― 1 2015年8月、保健科目用副教材『健康な生活 を送るために』 (2015年度版)が全国の高校に 配布された。その第19節「安心して子供を産 み育てられる社会に向けて」は、 「結婚のタイ ミングや子供をいつ頃何人欲しいかなど」を 考慮したライフプランの重要性を説き(図1) 、 子供を「生きがい・喜び・希望」とする回答割 合が高いという調査結果(後に誤りを指摘され て差し替え)や、 「30代夫婦の6組に1組が不 妊に関する検査や治療を受けたことがあるとの 調査結果」 (出典なし)などを載せていた。そ して、その直後の第20節「健やかな妊娠・出 産のために」には、女性の妊娠のしやすさは 高校保健副教材事件とは 1 22歳でのピークのあと急激に低下していくと するグラフ(図2)
提言 CT 検査による医療被ばくの低減に関する提言 平成29年(2017年)8月3日 日 本 学 術 会 議 臨床医学委員会 放射線・臨床検査分科会 i この提言は、日本学術会議臨床医学委員会放射線・臨床検査分科会の審議結果を取りま とめ公表するものである。 日本学術会議臨床医学委員会放射線・臨床検査分科会 委員長 遠藤 啓吾 (連携会員) 京都医療科学大学学長 副委員長 坂本 穆彦 (連携会員) 大森赤十字病院顧問 幹 事 青木 茂樹 (連携会員) 順天堂大学医学部放射線医学講座教授、同大学院医学研 究科放射線医学教授 幹 事 井上 優介 (連携会員) 北里大学医学部放射線科学(画像診断学)教授 山下 俊一 (第二部会員) 長崎大学理事・副学長 米倉 義晴 (第二部会員) 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構理事長顧問 佐々木康人 (連携会員) 湘南鎌倉総合病院附属臨床研究センター放
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く