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2009年8月16日のブックマーク (2件)

  • 百丁森の一軒家(本館) 水俣病と科学(2)

    さて話は現在に移る。  1995年、村山内閣のもと、水俣病問題の「政治解決策」が打ち出された。申請者を公式に「水俣病」と認定しないまま、一定の疫学的条件と手足の感覚障害がある人に対して一時金260万円と医療費を支給、またこの対象外でも一定の条件を満たす人に医療費の補助を行う、救済を受ける被害者は、それまで行っていた訴訟や自主交渉を取り下げる、というものである(条件についてはここを参照)。  この政策は、水俣病認定申請を却下もしくは保留されていた人たちが認定と救済を求めて起こしていた複数の裁判で、90年以降次々に裁判所の和解勧告がなされてきたことを背景に打ち出されたものだが、高齢化の進む患者側も多くの患者団体がこれを受け入れて裁判を取り下げた。唯一、受け入れを拒否して裁判を継続したのが関西訴訟である。  政治解決の時点ですでに控訴審だった関西訴訟は2000年7月に結審、翌2001年4月の判決

  • 8日に開いた第27回サイエンスカフェにいがた - こども省

    2009/08/04に書いた今月8日のサイエンスカフェの報告が遅くなったが,以下に写真を掲載した。時機を得た宇宙がテーマで,熱のこもったお話となかなか見られない多数の資料に満足していただけたように思う。終了後,宇宙分野に進みたいという生徒さんがゲストの寺薗さんにアドバイスをもらっていた光景に,サイエンスカフェを開く意味というものを再認識した。 サイエンスカフェにいがた第27回『人類月着陸40年 〜アポロを超えて、かぐやを超えて〜』(2009/08/08,ジュンク堂書店新潟店) 上の写真のように,宇宙への挑戦を今後どのようにしていくのか時代の変化の中で問題提起もしていただけた。会津から昼前に着いた寺薗さんと昼をご一緒し,会場のジュンク堂書店新潟店のを見て回りながら,いろいろなお話ができたのも収穫だった。訳書にはサインをお願いさせてもらった。 フィリップ・プレイト 著,江藤巌・熊谷玲美・斉

    8日に開いた第27回サイエンスカフェにいがた - こども省