すがすがしい陽光だなあ。 マンションを出るとその季節らしからぬまぶしい光に包まれた。自分の気持ちとは裏腹な天気を若干呪う。早朝6時少し過ぎ、いつも会社への通勤路をぼんやりしながらウォーキングを意識して歩くのは、自分の仕事がデスクワークで運動不足になることを懸念しているからだ。 ああ、憂鬱だなあ、昨日した指示をちゃんと実行してくれているだろうか。 あの後輩は言っちゃぁなんだが、学歴はものすごいがそれ以外の部分は何らかの障害的なものがあるんじゃないかと思わせるほどの様子がある。やっちゃだめなことを理解しないはおろか、やったことに対して「だめだったんだ!」と反省することがない。回数的にもよく見てきたが、断言できる。 少しでも反省するしぐさをしてくれれば、こちらの対応も少し考えられるのだが、それがまったくなく明るく奔放なので指示したこちらが間違っていたのかと勘違いさせれてしまい、結果いくばくか自分