アーケード版『頭文字D』が世界でも人気のゲームになるまでーープロデューサーが語る、様々な課題をクルマへの情熱と愛情で乗り切った20年史 漫画『頭文字D』をゲーム化したレースゲームシリーズ『頭文字D ARCADE STAGE』が、今年で20周年を迎えた。2002年に第一弾となる『頭文字D Arcade Stage Ver.1』を展開するまでには、セガ社内だけではなく、版元や自動車メーカー・パーツメーカーとの交渉など、様々な苦労があったという。 今回は長年同タイトルでプロデューサーを務めてきた新井健二氏に、シリーズが20年で歩んできた足跡や、アーケードのレースゲームに与えた影響、筐体の進化について、いまなお『頭文字D Arcade Stage Ver.1』を設置しているレトロアーケードギャラリー「バック・トゥ・ザ・アーケード」にて、じっくりと話を聞いた。 困難を極めた「『頭文字D』アーケード化