ニッケイ新聞 2013年10月26日 国内業界で5万人余解雇 中国やインドからの安価な衣料品の輸入増加に伴って国内業界で失業者が増えていることへの反発で、繊維業界関連の団体や組合員が23日、繊維産業の国際見本市「ゴーテックスショー」会場のアニェンビー展示場前でデモを行った。24日付エスタード紙が報じた。 ここ数年、人民元の安値誘導、圧倒的な人件費の安さを武器にした中国製などの低価格商品が出回っている。その中でこの見本市は中国系の商業団体がスポンサーとなって開催された。 見本市側は、開催目的を「中伯の繊維業界関係者の交流を強化するため」としているが、実際に中国の業界関係者が掲げたスローガンは「大手小売業者の輸入への道筋を」だった。 このスローガンからさらに中国製品に席巻されるのではという脅威を感じた国内業者は、“けしかけられた”として抗議を展開した。当地では知名度が低いチャイナ・ドレスではな