7日、3日間の日程を終えたトランプ大統領が日本を出発した。移動の際、トランプ大統領がヘリコプターに乗った場所は、実は東京のど真ん中にある米軍基地、通称「ハーディー・バラックス」だった。「ハーディー・バラックス」とは。また都内の米軍基地の現状は。 ■「ハーディー・バラックス」とは トランプ大統領がヘリコプターに乗った場所は米軍基地で、通称「ハーディー・バラックス」と呼ばれている。場所は東京のど真ん中の六本木で、近くには国立新美術館や六本木ヒルズがある。 広さは2万6937平方メートル、東京ドームの半分ほどあり、主に要人が移動する際のヘリポートとして使われていて、将校の宿舎などもある。 ■なぜこの場所に基地が? もともとは旧日本軍の駐屯地だったが、終戦後の1945年9月、アメリカ軍に接収された。実は、この「ハーディー・バラックス」も含めて、東京都内には横田基地など、現在、7つの米軍基地があり、