これによって、まずはオフィス、在宅勤務(テレワーク)、社外(モバイル)のコミュニケーションサービスでKDDIの強みを確立したい考えだ。そして、業務ソリューションとしてデータ通信を焦点にしたサービスを開発する。最終的には、SaaS(Software as a Service)型の業務アプリケーションサービスを提供し、モバイルでも社内でもリアルタイムに業務情報を利用できる仕組みを目指すという。 最近の法人モバイル市場では、個人が仕事用にも携帯電話を持つことをターゲットにしたサービスが相次いで登場した。1月にはソフトバンクモバイルが月額980円で利用できる「ホワイトプラン」を始めた。基本使用料が安価なことから、通信コストへの意識が高い中小企業が業務連絡用としてホワイトプランの携帯電話を積極的に導入しているといわれる。 NTTドコモも1台の端末で2つのナンバーとメールアドレスが利用できる「2in1