ロシア・シベリア西部のハンティマンシースク(Khanty-Mansiysk)にある、マンモスのブロンズ像(2011年3月7日撮影)。(c)AFP/NATALIA KOLESNIKOVA 【5月15日 AFP】ギリシャのクレタ(Crete)島に史上最も小さなマンモスが350万年前まで生息していたとの研究論文が、9日の学術専門誌「英国王立協会紀要(Proceedings of the Royal Society B)」に発表された。「Mammuthus creticus」と命名されたこのマンモスは肩高がわずか120センチで、現代の赤ちゃんゾウ程度の大きさしかないという。 ■見た目は「アジアゾウの赤ちゃん」 論文執筆者で、英ロンドン(London)にある自然史博物館(Natural History Museum)の古生物学部門に勤めるビクトリア・へリッジ(Victoria Herridge)氏に