PC・インターネットが普及し、一般人でもワールドワイド・リアルタイムに情報のやりとりが出来るようになって10年以上が経ちました。近年では、ブログ・Wikiの普及も進み、個人レベルの情報発信コストも格段に下がっています。まさに"一億総情報発信時代"と呼ぶにふさわしい様相を呈しています。 その一方、「膨大な情報の中から、必要な情報を低コストでより分けるにはどうすればよいのか?得た情報を上手に活用するにはどうすればよいのか?」――この回答たり得るテクニック自体は、広く普及しているわけではなさそうです。情報を取捨選択し、活用しなくてはならないのは、日常生活でも研究生活でも同じです。特に時間に追われる現代人ならば尚更でしょう。 ネットで検索すれば大概のことが分かる情報過多の現在、「自分の必要な情報だけをより分けるスキル=情報リテラシー」の向上が必要不可欠になりつつあります。 ところで、IT技術の活用
有機化学に関するトピックを紹介しています。15年前ほどからある、Chem-Stationのオリジナルコンテンツです。現在対象が有機化学のみならず化学が対象となったブログ「化学者のつぶやき」に其の役割を移行していますが、有機化学専門の記事をまとめて読みたいとのご要望が強いのでピックアップして紹介します(既存の記事は情報も古くなったため加筆・修正して移行中です)。 現在64ページ目までチェック済み スポットライトリサーチ ワサビ辛み成分受容体を活性化する新規化合物 硫黄配位子に安定化されたカルボンの合成 イオン性置換基を有するホスホール化合物の発光特性 シリンドロシクロファン生合成経路の解明 含フッ素遷移金属エノラート種の合成と応用 γ-チューブリン特異的阻害剤の創製 インドールの触媒的不斉ヒドロホウ素化反応の開発 未解明のテルペン類の生合成経路を理論的に明らかに 光触媒の力で多置換トリフルオ
一般的な話題 日本に居ながら、ナマの英語に触れる工夫 2009/9/26 一般的な話題, 化学者のつぶやき, 化学英語・日常英語 Nature, Web2.0, ポッドキャスト, 英会話, 英語 コメント: 0 投稿者: cosine グローバル化の流れにある現在、化学の世界に限らず、英会話スキルは各方面で必要不可欠となりつつあります。しかし日本の英語教育はちょっとどころではなくアレで、読み書きは何とかできても、聴きとれないし喋れない人間が量産されている惨状です。 日本の英語教育が文法・英作文偏重になっているのが主要因です。聞くところでは、日本の高校レベルの英文法とは、英語圏では大学でようやく矯正されるレベルのものなんだとか。 そんなレベルの文法をなぜムリして学習しているのか?――その背景にあるのは、先生側が点数・成績を付けやすい教育システム=「管理側・オトナがラクできる」モチベーションに
The Chemical Structure of a Molecule Resolved by Atomic Force Microscopy. L. Gross et al. Science 2009, 325, 5944. DOI: 10.1126/science.1176210 そこら中にある分子の形が、人間の目で直接見えるようになったら――化学者が長年抱いていたこの夢が、徐々に現実のものとなりつつあります。 このほどIBMの研究者によって、ベンゼン環が5つつながった分子・ペンタセン(pentacene)の顕微鏡像が撮影されました。上図のごとく、化学結合まで鮮明に観測され、分子の形が分子模型を見るかのごとくはっきり分かります。 彼らは非接触型原子間力顕微鏡(Non-contact Atomic Force Microscopy; NC-AFM)という分析機器を用い、この画像の撮影に
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