津島神社の銘菓「あかだ」「くつわ」を取材しに、「あかだ屋清七」さんにお邪魔した。 あかだ・くつわとは、神社ゆかりの油菓子。あかだは薬師如来の持つ薬「アキャダ」、あるいは赤団子のなまりともいわれる伝統の厄除菓子。くつわは、神官の乗った馬のくつわに由来するといわれる菓子。主に米の粉を練って油で硬く揚げてある。 いたって素朴な、懐かしいような味。由緒ある菓子のいわれや、昔から変わらない製造手法などの話を聞きつつ店内を見回すと、周りの雰囲気と違ってやけにきらびやかな一角がある。 こちらのお孫さんの雄大君が、12歳にして、某テレビのTVチャンピオン(頭やわらかIQ王選手権)でなんと2連覇したそうで、そのトロフィーや写真が飾られているのだった。しかも、その雄大君の妹とお母さん(つまりここのお嫁さん)も、「親子なぞなぞIQ王選手権」で優勝したそうだ。