2023年5月1日のブックマーク (1件)

  • アンモニア火力は莫大なエネルギーの浪費(アーカイブ記事)

    東京電力と中部電力の出資するJERAが、2030年からアンモニアを輸入して火力発電所で燃やす方針を決めました。これについて「脱炭素の大きな前進だ」という評価が多いのですが、アンモニアは燃料ではありません。2021年4月13日の記事の再掲です。 水素はエネルギーの縮小再生産 日経済新聞は、このところ毎日のように水素やアンモニアが「夢の燃料」だという記事を掲載している。宇宙にもっとも多く存在し、発熱効率は炭素より高く、燃えてもCO2を出さない。そんな夢のようなエネルギーが、なぜ今まで発見されなかったのだろうか? それは日経新聞の錯覚である。水素はエネルギー源ではないのだ。水素は単体では大気中に存在しないので、水を電気分解するか、化石燃料(炭化水素)を熱分解してつくるしかない。その水素を燃やしてできるエネルギーは、水素をつくるエネルギーよりはるかに小さい。水素はエネルギーの縮小再生産なのだ。

    アンモニア火力は莫大なエネルギーの浪費(アーカイブ記事)
    Daniel_Yang
    Daniel_Yang 2023/05/01
    あまり関係ないが、図のハーバー・ボッシュ法の発明当初の和訳は「空中窒素固定法」。永井豪先生は、たぶんこれから着想を得て「空中元素固定装置」で実体化するキューティー・ハニーを生み出したのだろう。(推測)