東京都と埼玉県の男女計3人がデング熱に国内感染した問題で、都が設置した専門の相談電話に寄せられた都民などからの相談が、100件以上に上ったことが29日、分かった。都は専用窓口による相談電話を、当初予定していなかった30、31日の週末も受け付けると発表した。 都によると、寄せられた相談は「蚊に刺されたが大丈夫か」「体調が悪い。蚊に刺されたこともある」といった健康不安を訴えるものや「隣りの家に蚊が多いので駆除してほしい」といった要請など。都の担当者は「過度に心配する必要はないが、体調に不安がある人は最寄りの医療機関にかかってほしい」と話している。 都の専用電話は、03・5320・4179。週末は午前9時~午後5時まで、9月5日までの平日は午後7時まで受け付ける。