SF超大作として、小松左京が製作、原作、脚本、総監督をつとめた映画「さよならジュピター」は1984年3月17日に公開され今年40周年を迎えました。 主演は三浦友和さん、特撮は後に平成ゴジラシリーズを手掛ける川北紘一特技監督、主題歌は松任谷由美さんと、SFブームだった80年代において大変話題となった作品です。 実は「さよならジュピター」はモンキー・パンチ先生がキャラクターを担当する予定だった1976年のテレビ用立体アニメの企画にルーツがあり、特撮大作映画として公開されるまでに8年もの歳月を要しました。 【はじめに】 SF超大作として、小松左京が製作、原作、脚本、総監督をつとめた映画「さよならジュピター」は1984年3月17日に公開され今年40周年を迎えます。 「スター・ウォーズ」(1977)の世界的大ヒットに触発され日本の特撮技術を駆使しハリウッドに負けない国産のSF映画を目指してプロジェク