Pesticide Residues in Food and Cancer Risk*3では、HERP (human exposure/rodent potency)という値を用いて発がん物質を評価している*4。ヒトでの平均暴露量を、げっ歯類で半数の発がんが見られる用量(TD50)を割って、その数値が高いほど発がんリスクが高いという考え方だ。この Table38.5によると、アフラトキシンのHERPは0.008、ダイオキシン(TCDD)のそれは0.0007で、アフラトキシンのほうが約10倍高い。つまり実際の暴露量ではアフラトキシンのほうがダイオキシンの約10倍のリスクになるのである。 (中略) ビールのHERPは2.1(一日の平均摂取量257g、エタノール13.1mL)で、アフラトキシンの260倍以上、ダイオキシンの3000倍なのである。 ねこるなのねこねこショウ ビール(アルコール)なん