イスラエル軍による攻撃中のパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)ジャバリヤ(Jabalia)で、イスラエル兵に「人間の盾」として使用されたときの状況を証言する38歳のパレスチナ人男性(左、2009年1月15日撮影)。(c)AFP/MOHAMMED ABED 【7月16日 AFP】前年12月-今年1月のイスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)攻撃に参加したイスラエル軍兵士らが、軍上層部から「疑わしければまず撃ち、結果はその後で心配すればよい」といった指示や、パレスチナ民間人を「人間の盾」として使用するよう指導されたと証言した。イスラエル退役兵らで作るグループ「沈黙を破る(Breaking the Silence)」が15日、報告書を発表した。 報告書によると、証言は匿名の兵士30人ほどから集められたもの。その結果、ガザ地区における大規模な破壊は、「イスラエ