「煽り耐性」ておそろしいことばだなあ。どんな罵倒、どんな憎悪表現も「煽り」「釣り」「ネタ」ということで正当化され、無毒化され、免罪される。ことばをぶつけられた方が抗議の声をあげれば「スルーしろよ」「ネタにマジレス」と嘲笑されてその場の作法を心得ないものであるかのように扱われる。 3:00 PM Dec 12th webから 100+人がリツイート
石原氏にも猪瀬氏にも共通してあるのは「表現活動とは、才能ある選ばれた人間にのみ許される高貴な行為だ」という発想なんじゃないか、という気がしてきた。 「そもそも漫画やアニメを見下している」というのはあるだろうけど、それだけでは、自身も表現者であるのに関わらずここまで「表現の自由」をぞんざいに扱う理由が説明できないように思う。 彼らが、表現者を一種のエリート階級だと思っているなら、高貴なる表現活動の品位を下げる漫画やアニメの存在は苦々しいだろうな。そういう立場から言えば、「表現の自由」とはエリートたる表現者(=自分達)の権益を保護するためのものでしか無いわけだから、「俗悪な」表現を生業とする者達の権利なんてどうでもいいし、むしろ「表現」に品位を取り戻すために積極的に規制すべき、となるのではないか。 追記: 最初は「貴族」って書いてたけど、これは「エリート」って言った方が正しいな。というわけでち
第5回ポプラ社小説大賞を受賞した齋藤智浩のデビュー長編『KAGEROU』が12月15日午前0時から販売開始。青山ブックセンター六本木店はじめ、終夜営業の書店にはワイドショーの撮影クルーが詰めかけ、村上春樹『1Q84 BOOK3』発売時以来の大騒ぎとなった。 人気俳優・水嶋ヒロの処女長編とあって、同書は発売前から話題が沸騰。刷り部数は、すでに4刷43万部に達している。歩安入帳の責任販売制(返品時には掛け率が低くなるため、売れ残った場合には一定のリスクがある)で各書店からの予約注文を積み上げた結果らしいが、新人の小説デビュー作としては記録的な数字だ。 小説の中身は、予想に反して、40歳の中年ダメ男が主人公の脱力系ドタバタコメディ。帯裏の内容紹介、 "廃墟と化したデパートの屋上遊園地のフェンス。/「かげろう」のような己の人生を閉じようとする、絶望を抱えた男。/そこに突如現れた不気味に冷笑する黒服
西日本新聞の投書 先日(2010年12月9日付)の西日本新聞の投書欄に「過激な性表現 規制やむなし」という70歳の人の投書が載った。もちろん東京都の青少年条例の件だ。 投書は、表現の自由という主張に一定の理解を示しつつも、規制はある程度はやむを得ないとする。 私には最近の性に対する感覚は異常に映る。一昔前なら非難された「できちゃった婚」や「援助交際」という名の売春。言葉にも意識にもモラルや罪の意識が薄い。それらが規律を乱していないか。 性観念の紊乱や崩壊が起きている、という指摘である。この文章の後に、教師や知識人の性的頽廃を嘆くくだりが続く。社会の自浄作用として善導を期待されている人々がその体たらくだから、行政が乗り出すのもしょうがないじゃん、というロジック構成だ。 この種の年配者の発言には、条例の内容などを早とちりするものが多いが、この投書は立法の内容を基本的に正確におさえ、性的刺戟など
単に「ネトウヨのロジックのここが変」というのを集めてみました ネトウヨの自己矛盾一覧 ネトウヨの自己矛盾[1] ネトウヨ曰く「北チョンは軍事優先の先軍政治で日本をおびやかす敵!」 ネトウヨ曰く「日本は自衛隊を軍隊と明記し増強優先すべき」 ネトウヨ曰く「北チョンは将軍様の個人崇拝があるから驚異」 ネトウヨ曰く「天皇陛下に敬意払わない人間は日本人でない。日本から出て行け」 ネトウヨ曰く「先軍政治で北チョンは言論の自由もないからやっつけろ!」 ネトウヨ曰く「反日新聞の朝日と毎日は潰して正しい言論の産経だけ流すべき」 ネトウヨ曰く「北チョンの核開発はやめさせろ」 ネトウヨ曰く「日本は核開発・核武装・核ミサイル配備で発言力増大すべき!」 中国や北朝鮮、先軍政治や共産主義やマスコミ統制や偶像崇拝を嫌うくせに理想の社会と主張する内容は 「軍事部門の増強」「核開発・核武装・核ミサイル配備で発言力増大!」
「東京都青少年健全育成条例改正案に反対する緊急ネットワーク」と昼間氏らへんの対立 - Togetter Togetterでまとめられているが、様々な論点が混在している。まとめた[twitter:@amamako]氏もコメント欄において下記のツイートを投稿しているように、切り分けるべき問題が多い。 とりあえず、「東京都青少年健全育成条例改正案に反対する緊急ネットワーク」*1が行った抗議手法への妥当性、抗議手法を批判した側の妥当性、歴史修正主義や父権的な態度を都条例反対派がとった問題、この三つに大別した論点で順を追って考えてみようかと思う。 もちろん全体に通底する問題を見いだすこともできるし、それゆえ連続してこのような言動がなされのだろうと思う。特に二番目と三番目は重複する部分が大きい。しかし三番目は緊急ネットワークの存在とは別個に問題視しうるので、話を簡略化するため仮に別個の問題としてとらえ
後期高齢者医療制度の廃止見送りや障害者自立支援法の「延命」など、民主党政権による公約破りの歴史に、新たな1ページが刻まれました。 民主党が野党時代、「国民の理解が得られない」などとして厳しく批判し、昨年の総選挙でも「見直し」を公約していた在日米軍「思いやり予算」の総額(今年度1881億円)を維持するとともに、来年3月末で期限が切れる特別協定の期間を現行の3年から5年に延長することで米側と意見の一致をみたと発表したのです。 2008年4月25日。民主党や日本共産党など野党が多数を占めていた参院本会議で「思いやり予算」特別協定が否決されました。参院での条約・協定の否決は戦後初であり、日米両政府に大きな衝撃を与えました。 結果的に自公が多数を占めていた衆院の議決が優先されましたが、民主党は、(1)厳しい財政事情のなか、安易に米軍駐留経費を負担することは国民の理解を得られない(2)他の米同盟国と比
都議会自民党からは遂に一人も、今改正案に反対してくれる都議は現れませんでした。都議会公明党においては三名の方が陳情を受けて下さいましたが、やはり今改正案の問題点を納得して戴くことは叶いませんでした。それでも、面倒な相手に会って下さったことには感謝致します。 約8時間前 webから 100+人がリツイート
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く