幸運を呼ぶ白ナマコ展示 ホワイトデー前に海きらら ホワイトデーに向けて展示されている純白のナマコ=海きらら 14日のホワイトデーを前に、佐世保市鹿子前町の九十九島水族館(海きらら)は純白のナマコの展示を始めた。神秘的な真っ白な容姿が来館者の人気を集めている。 展示しているのは体長20センチ以上と10センチ前後の計3匹。いずれも日本各地の沿岸に生息するマナマコで、通常の体色は赤や黒、茶系。突然変異で色素がなくなったとみられる。最も大きなナマコは1月23日に大村湾の漁で捕獲。他は飼育員が数年前から育てていたという。 白い個体は外敵に襲われやすく、大きく成長したものが見つかるのはまれ。漁師の間でも「幸運を呼ぶナマコ」と呼ばれるほど、めでたいとされるという。飼育担当者は「カップルでナマコにお願い事をしたら2人分かなうかも」とPRしている。 関連記事 powered by weblio