振り込め詐欺グループなどの集まりに出席して金銭を受け取っていた「闇営業」問題について、7月20日(土)に当事者である雨上がり決死隊・宮迫博之さん、ロンドンブーツ1号2号・田村亮さんが謝罪(+クーデター)会見し、それを受けて翌21日(日)にダウンタウンの松本人志さんがワイドナショーでコメントし、それらを受けて翌22日(月)に吉本興業の岡本昭彦社長が会見を行う姿を、日本の片隅で眺めていた。 戦略的グダグダ会見 地を這うようだった宮迫さん・亮さんの評価が20日の謝罪会見で一気に裏返ったように、岡本社長も形勢逆転を狙って用意周到に会見に臨むとばかり思っていたところ、涙を流しながら明石家さんまさんや松本人志さんの名前を出すことで辛うじて自己の立場を守るのがやっとで、内容は終始グダグダになってしまい、かなり拍子抜けした。さんまさんや松本さんのお膳立て(「優しさ」)が、社長の覚悟を削ぐ形になってしまった