虐待を受けるなどして家庭で暮らすことができない子どもたちを緊急に保護する目的でNPO法人などが運営する全国の「子どもシェルター」が、相次いで閉鎖したり活動を休止したりしていることが分かりました。 居場所がない子どもたちを守るための最後のとりでともなるこうした施設を、どのように支えていくかが課題になっています。 「子どもシェルター」は虐待を受けるなどして家庭で暮らすことができず、居場所がない10代後半の子どもたちを中心に短期間、保護する児童福祉法に基づく施設です。 こうした施設としては児童相談所の一時保護所がありますが、受け入れは原則17歳までで定員があって受け入れが難しい地域もあります。 このため、児童相談所から委託を受けて10代後半の子どもたちの一時保護を担う「子どもシェルター」は重要な選択肢の一つになっています。 多くは、弁護士を中心メンバーとするNPO法人や社会福祉法人が自治体から認