日本IBMが、ビッグデータを活用して、祭りなどの大規模イベント開催時の街全体の交通渋滞緩和などを実現するシミュレーションを開始した。 題材としたのは、夏の京都には欠かせない日本三大祭りのひとつ「祇園祭」。約1カ月間にわたって開催される祇園祭には、日本のみならず、海外からも多くの観光客が訪れる。「宵山」「山鉾巡行」「神輿渡御」といったイベントにあわせて、市内のホテルはいっぱいになり、交通渋滞も大きな問題となっている。 その祇園祭のデータを活用した日本IBMのシミュレーションは、「Twitter」でのつぶやきなどを含めたさまざまな情報を組み合わせて、人の移動をスムーズにし、交通渋滞の緩和にもつなげようという先進的な取り組みだ。最終的には市内を走るバスの増便までもコントロールするという。 ソーシャルメディアの情報もリアルタイムに視覚化 では、仕組みはどうなっているのか。 まず、日本IBMは同社が
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く