ブックマーク / 7oku.hatenablog.com (5)

  • 30歳になりました。あるいは「無欲」の重要性を知った僕。 - ナナオクプリーズ

    日、2015年7月18日をもちまして、わたくし星井七億は30歳になりました。 7月18日とは広末涼子の誕生日であり、板尾創路の誕生日であり、ネルソン・マンデラの誕生日であり、文部省の創設日であり、コミック百合姫の創刊日であり、板尾創路の誕生日でもあります。 2015年も残り半分を切りましたが、今年は単著の発売を始め、「TV Bros」や「日刊SPA」などのインタビュー、二度のラジオ番組出演、トークイベントの出演、メディアへの寄稿などとにかく濃密な半年間でした。これらの貴重な経験も全て、日頃から僕の怪文書を読むことで貴重な時間を人生の三角コーナーに放っている皆様のご声援あってのものです。当にありがとうございます。 30歳を迎え様々な経験をさせていただき、しみじみ感じることは何事にも、「与えて得られるもの」「奪って得られるもの」「引き換えに得られるもの」という分類があって、損得を考えずに与

    30歳になりました。あるいは「無欲」の重要性を知った僕。 - ナナオクプリーズ
    Eis
    Eis 2015/07/18
  • 一発ギャグだらけの走れメロス - ナナオクプリーズ

    メロスは怒るでしかし! 必ず、ダメよ~ダメダメな王を除かねばならぬと決意した。 結婚式を間近に控えた妹に着せるドレスを買うために、シラクスの街へごめんくさ~いしたメロスだったが、街の様子がなんだかオヨヨ。 「王様は人を信じられなくなり、あ~やんなちゃったして街の人間の首を飛びます飛びますするようになったのです」 「ガチョ~ン! ほんまにもうムチャクチャでごじゃりまするがな~」 怒ったメロスは城へと向かい叫んだ。 「ごめんくさ~い。王様、がっぺムカつく! お前に一言物申す!」 「なんだお前は! おい、こいつを捕まえろ!」 「いてっ、おいやめろ。王様に会わせろ。あいたっ、いたたた! ……よっしゃ、今日はこのくらいにしといたるわ」メロスは捕まった。 王様の前に連れていかれたメロスに、死刑が言い渡された。 「村で妹が結婚を控えているんだ。セリヌンティウス、俺が帰ってくるまで人質になってはくれないか

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    Eis
    Eis 2014/12/08
  • ブラック企業だらけの桃太郎 - ナナオクプリーズ

    『川での洗濯スタッフ(幹部候補)大募集! 一気に大量50名採用! お年寄りが元気に活躍するアットホームな職場です』 広告に惹かれて入社したおばあさんを待っていたのは、月180時間の残業でした。 おばあさんが川で働き始めて半年ほど経った頃、川上から大きな桃がバーミヤンバーミヤンと流れてきたので、おばあさんは精神科にいく決意をしました。しかしそれはおばあさんが過労から見た幻覚ではなかったのです。 持ち帰った桃を割ってみると、中から赤ん坊が生まれたので、桃太郎と名づけました。おじいさんは鏡に向かって「今日も一日がんばるぞい!」と連呼していました。 たくましい青年に育った桃太郎は、おばあさんに言いました。 「おとぎ話に新たな『やりがい』を創造し、この世界に『貢献』したいーー。ONI TAIJI is HAPPY。そんな気持ちから私は『まごころ鬼退治』を提案することにしました」 おばあさんからお手製

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    Eis
    Eis 2014/10/24
  • チャック・ノリスだらけの桃太郎 - ナナオクプリーズ

    昔々あるところにおじいさんとおばあさん、なんて存在しない。チャック・ノリスか、それ以外かだ。 おじいさんは山へ柴刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行ったのだが、チャック・ノリスの場合は山のほうから柴刈られに、川のほうから洗濯してくれと懇願してくる。 すると川上から小さな桃がドンブラコドンブラコと流れてきた。当はすさまじく巨大な桃だったのだが、傍にチャック・ノリスがいたため小さく見えたのだ。 桃を持ち帰って割ってみると、中から赤ん坊が現れて大声で泣いた。チャック・ノリスがいる世界に恐怖したからである。 すくすくと育った桃太郎はある日、鬼退治へ行ってくると言った。チャック・ノリスが退治し忘れていたのが鬼しかいなかったからだ。 おばあさんは桃太郎にきび団子と武器の刀を手渡したが、チャック・ノリスはきび団子で鬼を殺す。 桃太郎は「日一」と書かれた旗を掲げていた頃、日は「チャック・ノリス」と書かれ

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    Eis 2014/10/22
  • J-POPによくある歌詞だらけの桃太郎 - ナナオクプリーズ

    昔々、おじいさんとおばあさんが都会の人混みの中でいつしか自分を見失いそうになっていました。 おじいさんが山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯にいくと、川上から大きな桃がひとりじゃないひとりじゃないと流れてきました。 「この桃と巡り会えたのはきっとキセキなんだね。永遠に約束するよ、家に持ち帰ってべると」 持ち帰った桃を割ってみると、大きな希望と夢と愛しさと切なさと心強さと赤ん坊が現れました。 「会えない時もずっとこの思い絶やさぬようにという意味を込めて、桃太郎と名づけましょう」 すくすくと育った桃太郎はある日、おじいさんとおばあさんに向かって言いました。 「ずっと迷惑をかけてきたけど 育ててくれた親にマジ感謝 鬼ヶ島に向かって誓ったんだ お前を絶対離さねえ」 きび団子をもらった桃太郎は【ナンバーワンよりオンリーワン】と書かれた旗を掲げて、臆病な自分を乗り越えて鬼退治へと小さな一歩を今確かに踏

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    Eis 2014/10/17
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