■ロサを祝えと金を配る■ *ロサを祝わないキャンペーンを呼びかける図像。キャッチコピーは「ラサが燃えているときにダサ(ダラムサラ)にロサはない」。 ■喪に服したロサとお祭り騒ぎを強要する中国政府 チベット歴の新年をロサという。今年は2013年2月11日がロサとなる。今年のロサが例年と違うのは、チベット亡命政府がロサでのお祭り騒ぎをやめるよう呼びかけているからだ。センゲ首相はパーティーや祝い事は止め、宗教的な行事だけを行うようにと呼びかけた。去年1年間に80件以上の焼身があり、そのほとんどが死亡するという惨劇が続いているだけに、喪に服したロサを送ろうという訳だ。 このロサ自粛の動きはチベット亡命政府があるインド・ダラムサラだけのものではない。チベット本土でも近年は毎年のように「ロサを祝う気には到底なれない。祝わない」という動きが出ている。これに対し、中国当局は「ロサを盛大に祝え。歌え踊れ。金
■ウーセル・ブログ「焼身事件18件を解決」と魏書記は語る■ Tibet Peaceful Liberation Monument / Bernt Rostad チベットの焼身抗議者に対する弾圧。地方官僚にとってその“業績”は出世の手段になる。かくして焼身者の家族など多くの人々が「連座」させられ、罪を着せられているという。チベット人作家・ウーセル(唯色)がブログエントリーでこの現状に触れた。 「焼身事件18件を解決」と魏書記は語る 看不見的西蔵、2013年1月30日 訳:雲南太郎 中国新聞社(華僑向けの通信社)は2013年1月24日、「焼身事件18件を解決―甘粛甘南当局者」と報じた。この「甘南当局者」とは、甘粛省甘南(ケンロ)チベット族自治州州委書記の魏建栄だ。 彼によれば、「昨年10月以降、国外のダライ集団の直接的な扇動により、甘南州で立て続けに21件の焼身事件が起きた。(中略)21件のう
中国、リタンに軍を派遣しチベット人が新年を祝うように監視し、同地域の通信を遮断。 Ani on the Phone in front of Jhokang / lylevincent 2013年2月18日付ボイスオブチベット中国語版の内容があまりにあれだったので、ざっくりとご紹介したい。 リタンでチベット人1人が当局に拘束される 14日夜10時、チベットのカム地方リタン(四川省カンゼ・チベット族自治州理塘県)禾尼郷に住むチベット人・ツェチュ(ཚེ་ཆོས་)さんが、中国当局に秘密裏に拘束された。昨年12月、当局は寺院お堂に中国国旗を掲揚するよう求めたが、ツェチュさんは公然と反対。これが拘束の理由ではないかと現地住民は噂しているという。 また、2月11日のロサ(チベット歴正月)をチベット人たちがちゃんと祝うよう、当局は監視を強化している。13日にはリタンに軍が派遣され、現地チベット人の生活に
■チベットのロサ(お正月) 祝えば金 祝わねば厳罰■ Tibet Mount Everest / Goran Hoglund (Kartlasarn) ■2140年水蛇年1月1日 2013年2月11日は、チベット歴の2140年水蛇年の1月1日。ロサ(元旦、お正月)である。同じ太陰暦ではあるが、中国の正月(春節)とは今年は1日だけずれている。どうも月に対する見方が違うらしい。 今、ダラムサラにいないので、現地報告はできない。ダラムサラにおける恒例のお正月一番のイベントは、日の出前にツクラカン(ナムギェル僧院本堂)屋上にダライ・ラマ法王がお出ましになり、議長初め議員、首相はじめ政府職員が列席する中でかなり長い正月の儀式、法要が行われるということだ。 ダラムサラのロサについては、去年のブログ記事に法王の写真満載で紹介しているので、それを参照して頂きたい。今日も似たようなことが行われていると思われ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く