講談社はこのほど、研究者の応援を目的にしたクラウドファンディングサイト「ブルーバックス・アウトリーチ」を公開した。同社と研究者が「学んで楽しむ科学コンテンツ」を開発し、クラウドファンディング形式で一般ユーザーに購入してもらうサイト。講談社の企画・編集力で研究者をバックアップするほか、商品やサービスの販売元を講談社が担うことにより、研究者の負担を減らせるとしている。 認知拡大のためまず、講談社の雑誌に連載している漫画とのコラボレーション企画を開始。プロジェクトを起案する研究者を募集している。 研究者が参加を申し込み、同社と企画を相談。プロジェクトページを作成し、支援を募る。プロジェクトが目標を達成・成立すると、支援者から支援額を受け取り、商品を発送。その後、研究者に対価を支払う。原則、プロジェクト達成時のみ決済する「All-or-Nothing型」で提供する。 大学の寄付口座に直接支援を集め