[ 日付失念^^; 先週、朝日新聞の社会面の片隅に「群馬『たまゆら』火災の背景」(上、下)と題された記事が二日連続で掲載された。「上」の見出しは「劣悪施設 目つむり紹介」、署名は石村祐輔、佐々波幸子。「下」の見出しは「終のすみか探るNPO」、署名は根本理香、太田啓之。 約1ヶ月前に、10人の死者を出した群馬の高齢者専用施設「静養ホームたまゆら」の火災の背景に取材した大きな記事に触発されて、この国の「棄民政策」、さらには他人事ではない「無自覚自滅症候群」とでもいうべきますます強まる傾向について書いた。 高齢者の「漂流」、若者の「逆流」(2009年03月23日) また、1週間前には、同じ関心から、高齢者対象ではないが、宮城県で僧侶・真壁太隆(まかべたいりゅう)さんが6年前に始めた不忘山行持院(ふもうさんぎょうじいん)における生活保護さえ受けられない人々のためのいわば「駆け込み寺」での肝っ玉のす