文部科学省の幹部官僚が次々と汚職で逮捕されています。 ひとりは息子の東京医科大学への裏口入学を依頼する代わりに、同大学へ補助金付きの国家事業選定を約束した佐野太被告(元・科学技術・学術政策局長)。 佐野被告の息子は同大学を落ちて浪人中、大学側も同事業への申請に落ちており、お互いの“浪人”状態をバーターで解決しようとした受託収賄&贈賄の罪です。 大学側は理事長と学長が容疑を認めて辞職。 佐野被告は(息子があなたの大学に入りたがっている、という話はしたが、裏口入学を頼んだわけではない、といかにも公務員的な屁理屈をこねて)容疑を否定してますが、 メディアに流れている(検察も入手してる)高級料亭での会話内容を聞く限り、ちょっと逃げられそうにありません。 よりによって教育を司る文部科学省の局長が、息子の裏口入学を(国家権力と国家予算を使って)依頼するというとんでもない事件は、世の中に大きな衝撃を与え
文部科学省の私立大学支援事業を巡る汚職事件に絡み、東京医科大学(東京)が今年2月の入試で、受託収賄容疑で逮捕された同省前局長・佐野太容疑者(59)の息子が受験した1次試験の結果に10点を不正に加点していたことが関係者の話でわかった。これにより、2次と合わせた息子の試験結果は、辞退者が出れば合格の可能性がある補欠枠から正規の合格枠のラインまで引き上げられ、息子は合格していた。 関係者によると、佐野容疑者の息子が受験した同大医学科の一般入試では、数学・理科・英語のマークシート方式などによる1次試験(計400点満点)で、2614人中、451人が2次に進んだ。息子は元々2次に進める成績だったが、同大の臼井正彦前理事長(77)と鈴木衛前学長(69)が入試担当職員に指示し、10点を加点させたという。
文部科学省の私立大学の支援事業をめぐる汚職事件で、逮捕された前局長が去年5月に東京医科大学の前理事長らと会食し、「医大を受験する息子がいちばん行きたい大学なのでよろしくお願いします」などと伝えていたことが関係者への取材でわかりました。東京地検特捜部はこうしたやり取りを記録した音声データを入手しているということで、詳しい経緯を調べています。前局長は容疑を否認しているということです。 関係者によりますと、佐野前局長は去年5月10日に東京医科大学の臼井正彦前理事長(77)らと会食し、前理事長から支援事業の申請書類を示されたうえで「昨年度は落選したがどうすればいいのか」などと助言を求められたということです。 そして佐野前局長はその場で申請書類の書き方などを助言し、「東京医科大学は医大を受験する息子がいちばん行きたい大学なのでよろしくお願いします」などと伝えていたということです。 特捜部はこうしたや
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