ヒマラヤ登山のガイド会社などが加盟する「ネパール山岳協会」のアング・ツェリン・シェルパ会長は26日、13人が死亡する雪崩事故が起きた世界最高峰エベレストで、今季(4~5月)の登山活動は「終了したに等しい」と述べ、当面は誰も登頂できないとの認識を示した。共同通信に語った。 事故後、登山を支援する現地ガイドの多くが十分な補償を政府に求めており、安全面への不安から登山を拒否。会長は「登山ルートに、はしごやロープを設置するガイドの数が足りていない」と語った。 大人数の登山グループは既にエベレスト挑戦を断念しており、少人数グループが現地ガイドの支援なしに登山を続けるのは難しい状況という。 エベレストでの事故としては過去最悪となった雪崩は18日に発生。ネパール人のシェルパと呼ばれるガイドら13人が死亡、3人が行方不明となった。(共同) [2014年4月27日0時16分] 社会羽生凱旋パレード、余剰金8