デリゾルの空爆(米ロの対立) 2016年09月18日 15:03 アメリカの外交政策ロシア デリゾルで、米空軍がISではなく政府軍を空爆した事件で、ロシアとシリア政府が安保理開催を要求したことは先に報告しましたが、案の定?安保理では両者間に激しいやり取りがあり、al qods al arabi net とal arabiya net は米代表の発言(ロシアの安保理開催要請はゼスチャーに過ぎないとの趣旨の由)に怒ったロシア代表が、非公式協議から退席したと報じています。 通常、安保理での米ロの激しいやり取りであれば、BBCとかCNNも早速大きく取り上げるはずですが、NYでのテロに気を取られたか、安保理開催とまでしか報じていないので、若干アラブ寄りの報道だけかという気もしますが、取りあえず なお、国防総省報道官は、米軍お空爆は誤爆であるが、現在詳しい調査中であるとしたうえで、空爆前にロシア国防相
<ヒラリーの「健康不安説」をやたらに騒ぎ立てたメディアだが、一方のヒラリーもトランプを罵倒するばかりで政策論争に踏み込まない。このままでは「積極的支持層」まで離れてしまう可能性もある>(写真は今週、体調の回復をアピールするヒラリー) 9/11同時多発テロから15年の追悼式典が行われた日は、大変な猛暑となりました。その前週の途中から季節外れの暑さとなり、私の住むニュージャージーでは朝から異常な高温でしたから、お隣のニューヨークでも同様だったと思われます。 この追悼式典には多くの政治家が参列していました。ヒラリーとトランプも列席していました。式典は、公園の木陰で行われます。木陰といっても完全に露天で、ゲストも立ちっぱなしというのが通常で、今回もそうでした。 ですから、おそらく気温32度ぐらいの猛暑で高湿度の中、黒いスーツを着ていたヒラリーは大変だったと思います。結果的に、気分が悪いということで
トルコのモースル解放戦参加? 2016年09月18日 12:01 トルコイラク ISはサイクスピコ協定などと言う、過去の帝国主義の遺物かと思われていた協定を現代に呼び戻し、同協定は、日本でも「サイクス・ピコの呪縛」などとして、一躍有名になりましたが、どうして、どうして、この地域ではまだまだ昔の条約等が生き返りつつあるのかもしれません。 al qods al arabi net は、トルコのエルドアン大統領からマスコミ、学者等が、トルコのモースル解放戦への参加問題を議論し始めたが、その際の大きな根拠がトルコと当時英国の委任統治を引き受けていた英国との間の1926年のアンカラ協定に求めている(もちろん、その他対IS、PKK等トルコにとっては、国連憲章第51条の基づく自衛権の行使との議論はあるが)と報じています。 記事によると、オスマントルコが解体され、共和国トルコが生まれ、イラクが英国の保護国
蓮舫氏の民進党代表就任を報じるルモンド紙電子版 前回までは主に英語圏の表現の自由に関する状況を基に私見を述べてきたが、今回はフランス語圏の動きを報告したいと思う。また、そこでキーポイントとなる「政治的正しさ」に関連して現今の「蓮舫騒動」に関する愚見を述べさせていただきたい。 フランス人は「リベラル」にうんざりしはじめている 先日フランスのオピニオンサイトFigaroVoxにおいて、フランスのリベラル左派に対する痛烈な批判が掲載された。カナダのHECで教鞭を取る社会学者のMathieu Bock-Côté氏が、フランスにおいてChristiane Taubira氏に代表されるような「Taubira的な左派(la gauche taubirienne)」が道徳的「権威」の座を占有してしまっていることに対し遂に警鐘を鳴らしたのである。 元記事はフランス語なので本来なら全文翻訳すべきだが、原文が既
米ニュージャージー州シーサイドパークで、パイプ型時限爆弾が爆発した現場を指さす住民(2016年9月17日撮影)。(c)AFP/Getty Images/Mark Makela 【9月18日 AFP】米ニュージャージー(New Jersey)州で17日、ごみ箱に仕掛けられていた時限装置付きのパイプ爆弾が爆発した。けが人はいなかったものの、事件の影響で海兵隊主催の5キロのチャリティーマラソンが中止に追い込まれた。 オーシャン郡(Ocean County)検察当局のスポークスマンがCNNに語ったところによると、爆発は大勢のランナーがごみ箱のそばを通り過ぎる予定だった時間に発生したが、レースの開始が遅れていたため、けが人が出る事態には至らなかった。時限爆弾は最大4個仕掛けられていたものの、実際に爆発したのは1個だった。 レースには約3000人のランナーが参加し、現地時間午前9時にスタートする予定だ
米空軍の誤爆(デリゾール) 2016年09月18日 10:42 シリアアメリカの外交政策 シリアでは、さらに重大な事件が生じたようです。 ロシア、人権網等によれば、デリゾルの空港近辺での政府軍とISの戦闘に空中援護をしていた米等有志連合空軍が間違って、ISではなく政府軍兵士を空爆し、その結果50名(一説では80名)の政府軍兵士が死亡した模様です。 この事件移管し、米軍は誤爆であったことを認め、デリゾル近辺での活動を中止したよし。 これに対してロシア及びシリア政府は米国の空爆を非難し、安保理の緊急会合を求め、安保理は17日(現地時間)開かれることになった由。日本時間1000現在審議の状況は不明。 またロシア外務省は、事件に関して、米国がISに同情している証拠であると語r、この事件は両国が合意した停戦を危なくしていると非難した由。 (安保理では米英仏が拒否権を有しており、有志連合に対する非難決
このままでは、国民からの税金を将来も100億円単位でどぶに捨て続けることになる。 既に1兆円以上が投入されているにもかかわらず、稼働できないまま機器の点検漏れなど不手際のみが続く日本原子力研究開発機構の高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)である。 廃炉を視野に入れた検討が進むのは当然だ。遅きに失したといえる。ただし廃炉の議論では、もんじゅに代わる新たな高速増殖炉のビジョンが欠かせない。 核燃料サイクルの前進につながるもんじゅの幕引きを、政府全体で検討すべきである。 ≪前進のためにも廃炉を≫ もんじゅの廃炉を促す意見が政府内で強くなっている。 原子力機構を所管する文部科学省は昨年、原子力規制委員会からもんじゅの運営を同機構以外の別組織に変更するよう求められていたが、未対応だ。 このことも廃炉論の高まりの一因になっている。 もんじゅの存続を疑問視する声は以前からあった。平成7(1995)
5年間、北条かやというキャラクターを作り上げてきた 「評価経済社会」の中で、勝ち組になりたかった すべての世界で誰かに好かれたい ソーシャルメディアを使いこなし、ライターとしてテレビにも出演するなど活躍の場を広げていた北条かやさんは、炎上をきっかけに、仕事を休まざるを得なくなりました。ネットの評判を気にしてエゴサーチを繰り返し、自分を追い詰める日々。「インターネットで殺されないため」に必要なこと。「まだもがいている」という今の心境を綴ってくれました。 「SNSは辞めたほうがいい」 「もうSNSはやらない方がいいのではないですか?」。今年3月の終わり、私、北条かやはあることがきっかけで「炎上」を経験し、ひどく憔悴した。 ボロカスになった私を見て、芸能事務所のマネージャーが「SNSは辞めたほうがいい」と助言してくれるほど、おかしな状態だったとは思う。 結局、私はネットをやめることができず、おろ
IDFのシリア領空爆 2016年09月18日 09:56 イスラエルイラク このところシリアのゴラン高地からの砲弾の飛来と、それに対する報復としてのIDFの空爆が続いていますが、17日にも2発の砲弾(al qods al arabi net によれば政府軍発射のミサイル)が、飛来して、IDFがシリア政府軍陣地を空爆し、死傷者が出た模様とのことです。 上記の通り、アラビア語メディアは政府軍の発射したミサイルとしていますが、y net news は、クネイトラ近辺での衝突での流れ弾の飛来としています。 その場合には、クネイトラ周辺では、おそらくIS等の勢力と、政府軍やその他の反政府軍との間の戦闘が、かなり激しくしかも長期間続いていることを物語っていると思います。 仮に政府軍発射のミサイルの場合は、度重なるイスラエルの空爆に対する報復だろうと思いますが、ここにきてそれまでの慎重な立場(要するに彼
【ブラチスラバ=森本学】欧州連合(EU)は16日、スロバキアの首都ブラチスラバで開いた英国を除く27カ国の非公式首脳会合で、今後半年間に最優先で取り組む政策課題をまとめた「行程表」を採択した。英国のEU離脱決定の背景に、移民・難民問題やテロ対策で有効策を打ち出せていないEUへの不信があるとの危機感がにじむ。具体的な実績をあげ、EU市民からの信頼回復を狙うが、加盟国の温度差も浮上しており、道のりは
The armed forces are ill-prepared to defend the UK against a serious military attack, a senior commander has warned the defence secretary. In a memo before he retired in April as head of Joint Forces Command, Gen Sir Richard Barrons said key capabilities had been stripped out to save money. He said Whitehall was "preserving the shop window" with items like aircraft carriers, the Financial Times re
これは藤森さんのブログを見て知ったのだが、元々東ウクライナ・ドネツィクに所在した冷蔵庫メーカー「ノルド」が、ロシア資本に売却されたということである。こちらの記事によれば、ノルド・グループに属す株式会社ノルドの株式の79.93%が、オーナー一族のランディク家(写真はグループ社長のヴァレンチン・ランディク氏)から、ロシアのジオリト・テフニス社に売却されることになった。ジオリト・テフニスはジオリト・グループに属し、これまでノルド製品のロシアにおける公式ディストリビューターを務めていた。 なお、こちらの記事にあるように、ノルドは本年7月末をもってドネツィク市内の工場の生産活動は打ち切り、工場の保全措置をとったということである。会社はドネツィク州のウクライナ政府実効支配地域にあるクラマトルシクに登記を移したということで、恐らく生産もクラマトルシクで賃借している工場にシフトしているのではないかと思われ
ロシア下院選で有権者に政策を語る新党「成長党」の女性候補者(右手前)=モスクワ中心部で2016年9月15日午後、真野森作撮影 【モスクワ真野森作】ロシア下院選挙(定数450、任期5年)が18日投開票される。2011年12月の前回選挙はプーチン大統領(当時は首相)の長期支配への反発が強まる中で実施され、与党・統一ロシアが77議席減らし惨敗した。現在はクリミア編入など政権の対外強硬路線が国民の高い支持を得ており、与党が単独過半数からどこまで上積みできるかが焦点となる。大勢判明は日本時間19日午前になりそうだ。 主要各政党の現有議席は▽統一ロシア238▽共産党92▽公正ロシア64▽自民党56。世論調査によると、プーチン体制を支持する、これら4党が再び議席を分け合う結果が見込まれる。政治評論家らは「選挙戦終盤に与党が支持を伸ばした」と分析し、政権運営にお墨付きが与えられることになりそうだ。
イランのイラク・クルド自治地域砲撃 2016年09月17日 21:23 イランクルド al qodsd al arabi net は、17日イラクのクルド地域sidkan 郡の責任者の言として、イランが同地域に対して砲撃を続けているので、70家族が避難したと語ったと報じています。 同筋は、イラン軍は17日同地方に対する砲撃を継続し、上空にはドローンが広範囲に旋回している(おそらく地上の目標の測定、索敵のため)と語った由。 記事はさらにイラン軍が先月、、イラクの国境地帯を激しく砲撃したので、数十の家族が非難し、農作物が焼かれたとしrています http://www.alquds.co.uk/?p=598991 確か、先月だったかに、イランの革命防衛隊とクルド勢力が衝突したとの報道をお伝えしたかと思いますが、記事には説明はないものの、17日のイラン軍の砲撃が事実であれば(事実関係として疑う理由も
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く