第二次世界大戦末期の1945年(昭和20年)8月6日午前8時15分、米軍は日本の広島市に対して世界で初めて核兵器、原子爆弾を実戦使用した。その3日後の8月9日午前11時02分、長崎県長崎市にも原子爆弾が投下された。 原爆投下直後の広島と長崎の様子は旧ソビエト連邦の調査団も撮影しており、この映像を今年6月、日本に来日したプーチン大統領側近のナルイシキン下院議長が安倍総理大臣に寄贈した。 ロシア側から原爆に関する映像が公開されるのは今回初となる。映像には原爆により廃墟となった被爆地の様子と調査団の姿が映し出されている。