照明は作業灯の延長?劇場は真っ暗な空間なので、舞台上の出来事を見るためには何はなくとも明かりが必要で(光あれ)作業灯、ボーダーライト、地明かり、前明かり…何かを点灯させればとりあえず、舞台が見える訳です。作業灯だと文字や袖幕まで丸見えなので少し体裁を整えて地明かり?地明かりだけだと顔が暗くなるので前明かりも点ける? ダンスの(私の専門はコンテンポラリーダンスなのでその想定で)明かりは果たして、地明かりや前明かりの延長上なのでしょうか。いやいや、そういうものじゃないよ。ダンスの照明ってのは、色温度や色が変化して、光の方向性が差別化されていて、曲や動きに合わせて変化していく演出効果の一部だから、作業灯やその延長とは別次元の話だよ…本当にそうかな。2024年9月現在の私の結論は「ダンス作品の照明デザインは、要素を整えた整えた整えた作業灯の延長」だと思っています。 見えなきゃ話にならないまずは見え