ExLibrisのブックマーク (205)

  • 同性愛などの本60冊 図書館から盗まれる : 地域 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

    岐阜市立図書館館(岐阜市八ツ寺町)と県図書館(同市宇佐)で、同性愛や性同一性障害に関する図書ばかり計60冊が盗まれていたことが29日、分かった。 県などの発表によると、27日午後1時20分頃、同市立図書館館の自由に出入りができる書庫で、同じ棚から多数の図書がなくなっているのに、司書が気付いた。 館内や付近も探して確認したところ、同性愛や性同一性障害に関する図書計24冊(購入額約4万3800円)がなくなっており、同日夕、岐阜中署に被害届を出した。司書が同日午前11時~正午頃に確認した時、異常はなかったという。 一方、県図書館は岐阜市から連絡を受けて調べたところ、1階閲覧室にあった同様の分野の計36冊(同8万9900円)がなくなっていた。29日、岐阜南署に盗難届を出した。県図書館には、貸し出し手続きをしないで図書を持ち出すと、警報が鳴る防犯システムがあるが、異常はなかったという。県図書館

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    ExLibris 2014/08/30
    「自由に出入りができる書庫で、同じ棚から多数の図書がなくなっているのに、司書が気付いた」「午前11時~正午頃に確認した時、異常はなかった」「県図書館は、県内の市町村の図書館に被害を確認するよう連絡」
  • 同性愛などテーマの本60冊盗難 岐阜市の2図書館から:朝日新聞デジタル

    岐阜県は29日、いずれも岐阜市にある県図書館と市立図書館で、同性愛や性同一性障害などをテーマにした書籍計60冊が盗まれたと発表した。被害額は計約10万円に上り、両図書館から被害届を受けた県警は窃盗事件として捜査している。 市立図書館によると、27日午後、嘱託司書の女性が2階書庫の棚の一部が空いているのに気づき、同性愛などに関する24冊がなくなっていた。貸し出しの手続きがされていない書籍を持ち出そうとすると警報音が鳴る盗難防止装置は設置されておらず、書庫は受付カウンターから見えにくい場所という。 市立図書館から盗難被害の連絡… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると

    同性愛などテーマの本60冊盗難 岐阜市の2図書館から:朝日新聞デジタル
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    ExLibris 2014/08/30
    「「性問題」に分類されたコーナーから「ホモセクシャルの世界史」や「性同一性障害と法」など36冊がなくなっていることが判明」。「一刻も早く返却してほしい」って、無理だろ。
  • 本の記事 : アマゾン、出版社「格付け」 電子書籍、有利な契約優先 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    ネット書店最大手のアマゾンが、電子書籍の販売条件で出版社を「格付け」し、アマゾンに有利な条件で契約した出版社の書籍を、読者に優先的に紹介する新たな仕組みを導入したことが分かった。出版社は「市場の支配力を背景とした脅しだ」などと反発。米国や欧州でも出版社や作家によるアマゾンへの抗議が広がっており、対立が浮き彫りとなっている。 アマゾンが今春、出版各社に提示し、夏から順次始めている。出版社がアマゾンに支払う販売手数料の高さ、電子書籍の品ぞろえの充実度などに応じて出版社を4ランクに分け、ランク上位の社の電子書籍をホームページ上で目立たせたり、読者の購入履歴などに応じて「おすすめ」としてメールなどで紹介しやすくしたりする仕組み。 紙のでもアマゾンに有利な条件の出版社のを優先的に読者に薦めているが、成長市場の電子書籍では紙よりも優先度に差をつけている。格付けが下の出版社の書籍は読者の目に触れにく

    本の記事 : アマゾン、出版社「格付け」 電子書籍、有利な契約優先 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
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    ExLibris 2014/08/28
    「成長市場の電子書籍では紙よりも優先度に差をつけている」「一部の出版社は提案を受け入れたが、大手出版など多くの出版社は猛反発」「アマゾン広報部は「契約に関わることなのでコメントは難しい」」
  • アマゾン向け出荷停止 中小出版3社「再販契約違反」 - 日本経済新聞

    インターネット通販大手のアマゾンが書籍価格の10%をポイント還元する学生向けのサービスは事実上の値引きに当たり、定価販売を約束した「再販契約」に違反するとして、中小出版社3社が10日までに、アマゾンへの出荷を停止したと明らかにした。3社は緑風出版、水声社、晩成書房。ほかに、三元社と批評社も出荷停止に踏み切るという。書籍などの著作物は独占禁止法の適用対象外で、再販制度によって出

    アマゾン向け出荷停止 中小出版3社「再販契約違反」 - 日本経済新聞
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    ExLibris 2014/05/10
    「期間は半年間で、対象から外れれば出荷を再開するという。」
  • 時事ドットコム:アマゾンへの出荷停止=ポイント還元に抗議−出版3社

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    ExLibris 2014/05/09
    「緑風出版、晩成書房、水声社がアマゾンへの出荷を停止した。」「近く三元社と批評社も同様の対応を取る。」
  • アマゾンに抗議、出荷取りやめへ 中小出版社:朝日新聞デジタル

    ネット通販大手のアマゾンが大学生などに対し、書籍の価格の10%をポイント還元しているサービスが、「事実上の大幅値引きで再販契約違反にあたる」として、緑風出版、晩成書房、水声社など中小の出版社が、アマゾンへの出荷停止を相次いで決めた。 著作物には独占禁止法の例外として、出版社が書籍や雑誌などの小売価格を決めることができる「再販制度」が適用される。 アマゾンは2012年から10%還元を始めた。これに対して緑風出版などは、10%もの還元は事実上の大幅値引きにあたり、小売価格を維持する再販契約に違反すると主張。サービス停止を申し入れてきたが受け入れられないため、5月から出荷停止に踏み切る。期間は半年間で、自社の出版物にサービスが適用されなくなれば解除するという。 出版社にとってアマゾンはもっとも売り上げの大きい「得意先」だ。緑風出版の高須次郎社長は、「出荷停止には勇気がいるが、このままでは定価販売

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    ExLibris 2014/04/18
    「緑風出版の高須次郎社長は、「出荷停止には勇気がいるが、このままでは定価販売を守る街の書店が消えてしまう。書店トップのアマゾンは国内ルールを守るべきだ」としている。」グーグル問題の流対協会長か。
  • 時事ドットコム:バチカン手書き文献を電子化=8万冊−NTTデータ

    バチカン手書き文献を電子化=8万冊−NTTデータ NTTデータは20日、バチカン図書館に所蔵されている約8万冊、約4000万ページの手書き文献を電子化して長期保存する事業を始めると発表した。  文献は美術的価値の高い装飾写、聖書やイスラム教の聖典コーランの写などさまざまで、古いものは2世紀に手書きされた。1448年に設立されたバチカン図書館がこれまで世界中で収集した。  バチカン図書館が文献の劣化を懸念し、日技術力で電子化したいと要請。日の国立国会図書館の所蔵の電子化システムを構築したNTTデータが請け負うことになった。(2014/03/20-20:16)

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    ExLibris 2014/03/21
    「日本の技術力で電子化したいと要請。日本の国立国会図書館の所蔵本の電子化システムを構築したNTTデータが請け負うことになった。」……NDLのあんなひどいデジタル化技術で? http://it.impressbm.co.jp/e/2014/03/20/5713
  • アンネの日記破損:器物損壊容疑 書店侵入の男を再逮捕  - 毎日新聞

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    ExLibris 2014/03/14
    「書店への建造物侵入容疑で逮捕」「区立南荻窪図書館に侵入」。今はビラ貼りが「不法侵入」として別件逮捕される世の中。本屋で購入せずに立ち読みだけする自由もいつまであるんかな。
  • NHK出版:着服の編集長免職 架空発注など1350万円 - 毎日新聞

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    ExLibris 2014/03/07
    「伝票類は編集長が決済し、上司の部長がチェックする仕組みだったが、不正に気付かなかった。」「1985年NHK出版入社。00年に現在の部署の副編集長となり、06年から編集長を務めていた。」
  • NHK出版編集長を解雇 親族に架空発注、1350万円流用:朝日新聞デジタル

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    ExLibris 2014/03/07
    「河野編集長は不正に振り込んだカネの一部を、親族2人から借金を抱えた別の親族に送金させていたが、自分自身も借金の保証人になっていた。」
  • 不正流用で「NHK出版」編集長を懲戒免職 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    NHKの子会社「NHK出版」(東京都渋谷区)は6日、架空発注やカラ出張を繰り返し、11年間に計約1350万円を不正流用していたとして、放送・学芸図書編集部の河野逸人編集長(52)を懲戒免職にした。 編集局長ら上司4人の監督責任を問い、減給などの懲戒処分とした。河野編集長の刑事告訴を検討している。 発表によると、河野編集長は2003~13年、2人の親族に、大河ドラマや連続テレビ小説の関連書籍の校正など計63件(約900万円)の業務を発注したが、架空か不必要な業務だった。このほか、約40件のカラ出張と交通費の不正請求、約310件の私的飲の請求が確認された。 昨年12月に内部通報で不正が発覚した。同社の内部調査に対し、河野編集長は不正を認め、「別の親族の負債の返済に充てるなどした」と話したという。 河野編集長は書籍や雑誌製作の責任者で、来は校正業務などの発注をチェックする立場だった。自ら発注

    不正流用で「NHK出版」編集長を懲戒免職 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
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    ExLibris 2014/03/07
    「河野編集長は書籍や雑誌製作の責任者で、本来は校正業務などの発注をチェックする立場だった。自ら発注することも認められていたが、上司は親族への発注に気付かず、不正を見過ごしていた。」
  • 「ネタバレ・まとめサイト」に出版社動く 警告なく法的手段とる可能性も (ねとらぼ) - Yahoo!ニュース

    ネット上に数多く存在する、いわゆる「ネタバレ・まとめサイト」と呼ばれるサイトに対し、出版社側が動きを見せた。サイト「ナルトちゃんねる」では、出版社側(社名は明らかにしていない)と協議した結果、過去のネタバレ記事をすべて削除し、今後「全文ネタバレ、画バレリンク」にあたる記事の更新を止めることにしたとのこと。3月5日のエントリ「ネタバレ記事に関して」の中で報告した。 【「進撃の巨人ちゃんねる」も過去記事を削除】  ここで言う「ネタバレ」というのは、画像・テキストを問わず「ストーリー全体を描写するような詳細なネタバレ、またはそれに準ずるもの」のこと。雑誌や単行からのキャプチャを貼り付けるのはもちろんのこと、日語・英語問わず、文章により詳細なストーリーを描写するのも相当する。また、画像へのリンクを貼る行為や、2ちゃんねるなどに書き込まれたネタバレを転載する行為も、「転載もまた情報の拡散に該当す

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    ExLibris 2014/03/07
    貧すれば鈍する、だな。却って出版社は儲けが減少するのに。
  • 時事ドットコム:アンネの日記破損で捜査本部=図書館被害、器物損壊容疑−警視庁

    アンネの日記破損で捜査部=図書館被害、器物損壊容疑−警視庁 東京都内の公立図書館で「アンネの日記」などユダヤ人迫害の関連書籍が相次いで破られた事件で、警視庁は24日、器物損壊容疑などで捜査部を設置した。  この事件では、杉並区や中野区、東久留米市などの都内の図書館で、計約300冊が被害に遭ったとみられる。119冊の破損が見つかった杉並区では今月上旬に破られた可能性が高いという。  警視庁は図書館の防犯カメラを分析するとともに、被害に遭った書籍の鑑定を進め、犯人特定を急ぐ。(2014/02/24-21:55)

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    ExLibris 2014/02/25
    地元署でなくいきなり警視庁が出張るのか。やむを得ぬ措置かもしれんが、図書館にお巡りがうろつくのはぞっとしないな。
  • 「アンネの日記」破損被害相次ぐ 都内各地の公立図書館:朝日新聞デジタル

    東京都内の公立図書館で、第2次大戦中のナチス・ドイツのユダヤ人迫害下で書かれた「アンネの日記」や関連書籍220冊以上がページを破られる被害に遭ったことがわかった。被害は少なくとも5区、2市で確認されている。各図書館は警視庁に被害届を出すなどの対応を取った。 「アンネの日記」は、ユダヤ人少女アンネ・フランク(1929~45)が、ナチスの迫害を逃れ、家族らと隠れ住んだオランダ・アムステルダムでの13歳からの2年間の生活の記録で、世界記憶遺産に登録されている。被害が確認されたのは新宿、中野、杉並、豊島、練馬の各区と、東久留米、西東京の両市の公立図書館。 練馬区では1月下旬、区立南田中図書館で来館者が気づき職員に伝えた。区内9館で計41冊が破られ、十数ページが引きちぎられたものもあり、警視庁に被害届を出した。貸し出しや返却時にの状態を確認しており、館内で破られた可能性があるという。一部を買い直し

    「アンネの日記」破損被害相次ぐ 都内各地の公立図書館:朝日新聞デジタル
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    ExLibris 2014/02/21
    「東久留米市立図書館の岡野知子館長は「何らかの思想を持った人がやったことであれば、本を引っ込めてしまうのはよくない」と話し、被害を免れた本の貸し出しを続けている。」
  • アンネの日記、相次ぎ破られる…都内図書館 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    東京都内の公立図書館で、第2次世界大戦下にユダヤ系ドイツ人少女アンネ・フランクによって書かれた「アンネの日記」や、関連書が破られる被害が相次いでいることが分かった。 読売新聞のまとめでは、5区2市で計288冊の被害が確認されており、被害に遭った図書館は、器物損壊容疑で警視庁に被害届を提出するなどの対策を取った。 被害が確認されたのは新宿区、中野区、杉並区、豊島区、練馬区、東久留米市、西東京市。練馬区では1月下旬、区立光が丘図書館で、「アンネの日記」を借りようとした利用者の申し出で被害が発覚。破損が見つかったのは、同書のほか、アンネ・フランクの伝記やホロコースト(ユダヤ人大虐殺)の関連書など計6冊で、いずれも十数ページにわたり手で引きちぎったように破られていた。児童書や英語版にも被害があった。同館で調べたところ、同区内では、計9館で計41冊に被害があり、警視庁に被害届を出した。

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    ExLibris 2014/02/21
    「いずれも十数ページにわたり手で引きちぎったように破られていた。児童書や英語版にも被害があった。」
  • 時事ドットコム:「アンネの日記」破損相次ぐ=都内図書館で、被害250冊超

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    ExLibris 2014/02/21
    「ナチス・ドイツのユダヤ人迫害に関連する書籍など少なくとも250冊以上が切られたり破られたりした。」
  • 古本夜話369 第一書房と若月保治『近松人形浄瑠璃の研究』 - 出版・読書メモランダム

    前々回の『スピード太郎』刊行の前年の昭和九年に、やはり第一書房から若月保治の『近松人形浄瑠璃の研究』が出されている。これは箱入四六倍判、九一〇ページに及ぶ大著で、第一書房としてもこれ以上の大冊は刊行していないだろうし、戦前の出版業界においても記念すべきボリュームあふれる一冊だと思われる。奥付には限定六百部、内発売五百三十部、定価十円とある。 『近松人形浄瑠璃の研究』 しかし『スピード太郎』と同様に、林達夫他編著『第一書房長谷川巳之吉』(日エディタースクール出版部)所収の「同刊行図書目録」にタイトルだけは見えるにしても、文には何の言及もなされていない。それでも昭和七、八年の出版状況として、長谷川は特に力を注ぎ、茅野蕭々『ゲヨエテ研究』、牧茂市郎『日蛇類図譜』、後藤末雄『支那思想のフランス西漸』といった大著を次々に刊行し、そのことで「第一書房の評価は次第に高まり、実力のある新進学者の訪

    古本夜話369 第一書房と若月保治『近松人形浄瑠璃の研究』 - 出版・読書メモランダム
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    ExLibris 2014/02/12
    「引退した新聞関係者と考えられ」って、若月保治のことなら『日本近代文学大事典』に「若月紫蘭」で項目あるのに。一九〇八年萬朝報に入社し一九二二年まで勤務、とか。
  • 古本夜話360 二つの『ゴオゴリ全集』 - 出版・読書メモランダム

    埴谷雄高の昭和十年代後半における翻訳は、前々回挙げた『埴谷雄高全集』第二巻にまとめて収録されているわけだが、やはり戦時下の出版状況と密接に絡んでいたといっていい。 しかし埴谷の翻訳以上に奇妙な思いにかられるのは、同時期にロシアとフランスの作家の全集や選集が刊行されたことである。これらも既述しておいたように、昭和十六年以後は用紙と企画決定権を握っているに等しい出版文協、もしくはその後身の日出版会との駆け引き、人脈による力学などが複雑に絡み、出版に至ったと思われる。それでも「鬼畜米英」の作家たちはさすがに出されてはいない。 ロシアとフランスの作家や文学者を挙げてみると、まず昭和十年前半に『プウシキン全集』『フローベール全集』(いずれも改造社)『バルザック全集』『プロスペメル・メリメ全集』(いずれも河出書房)、『ジイド全集』 (建設社、金星堂)、後半には『ヴァレリー全集』(筑摩書房)、『モーパ

    古本夜話360 二つの『ゴオゴリ全集』 - 出版・読書メモランダム
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    ExLibris 2014/01/10
    「ブログ「四行詩集日乗」に詳しいナウカ社版『ゴオゴリ全集』の装丁も含めた言及があり、何と装丁者は本連載54の秋朱之介だったことを教えられた」←誤読。「四行詩集日乗」にある通り秋は批評でほめただけ。
  • 時事ドットコム:図書盗みネットで売却=小学校教諭を逮捕−神奈川県警

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    ExLibris 2014/01/07
    「「これまで30~40冊盗んだ。小遣いが欲しかった」と供述している」、「いずれも夏休みの課題図書で、ネットオークションで売却していた。」
  • 古本夜話357 太田三郎『瓜哇の古代芸術』 - 出版・読書メモランダム

    連載353に続いてもう一冊、同時代の大型美術書を取り上げておきたい。それは連載で既述しておいた人物と出版社によるものだと見なせるからでもあり、やはり土方の訳書と同様に、インド仏教の影響を受けたジャワの寺院と彫刻を中心にして一冊が編まれている。著者、書店、出版社を挙げれば、太田三郎『瓜哇の古代芸術』で、昭和十八年に崇文堂から出されている。判型はB5判で、図版と文を含めて二百四十余ページ、定価は八円、初版千二百部である。 まず著者だが、その前に若干の説明を施しておく。これは連載14や15でもふれた伊藤竹酔が梅原北明や村山知義たちと組み、大正十五年から昭和三年にかけて、国際文献刊行会から『世界奇書異聞類聚』全十二巻を刊行している。その中の十一巻のキンドの村山訳『女天下』については連載4、そのドイツ語訳原書に関しても同246で言及してきた。 この『世界奇書異聞類聚』の第九巻がピエール・ル

    古本夜話357 太田三郎『瓜哇の古代芸術』 - 出版・読書メモランダム
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    ExLibris 2013/12/25
    「崇文館も東京に移り、経営者も変わり、社名も改めたと見なすことも可能である」。何でも思ったままに可能みたいやね。崇文堂なんて本屋にありがちな名では。誤『民族と芸術東奥奇聞』→『民俗と藝術 東奧紀聞』。