ExLibrisのブックマーク (205)

  • 朝日新聞デジタル:「自炊」代行めぐる著作権訴訟、作家側が勝訴 東京地裁 - 社会

    【小松隆次郎】紙のを裁断、スキャンしてパソコンなどに取り込み、電子書籍化する「自炊(じすい)」の代行ビジネスで著作権を侵害されたとして、作家の浅田次郎氏らが業者2社に、代行業の取りやめと損害賠償を求めた訴訟の判決が30日、東京地裁であった。大須賀滋裁判長は2社に計140万円の賠償と業務の取りやめを命じた。  訴えていたのは、浅田氏のほか、作家の大沢在昌、林真理子、東野圭吾の3氏と、漫画家の永井豪、弘兼憲史、武論尊の3氏。  自炊代行をめぐっては、大手出版社7社と作家122人が2011年9月、業者約100社に対して業務の中止を求めている。  訴状によると、2社はその後も事業を継続。7氏が昨年11月に提訴に踏み切った。1冊あたり200〜240円の基料金で、分量や大きさなどによって追加料金を取っていたという。  裁判で作家側は、無断スキャンによって著作権が侵害されていると主張。業者側は、既に

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    ExLibris 2013/10/01
    「判例」ができちゃったか。
  • 古本夜話331 近藤憲二『一無政府主義者の回想』と『大杉栄全集』 - 出版・読書メモランダム

    連載231でふれたクロポトキンの『相互扶助論』と前回のロマン・ロランの『民衆芸術論』の二作が収録されている一巻があって、それは大正十五年に刊行された『大杉栄全集』第六巻である。 (同時代社版) 天金ならぬ天黒にして、黒地のハードカバー、背の上の一部分が赤地で、そこにタイトルが黒で箔押しされている。ページ数は七百五十余で、束も五センチ近くに及ぶ大冊といっていい。『相互扶助論』にもまして、『民衆芸術論』はこの全集版を含めると、大杉訳は大正六年の阿蘭陀書房に始まり、次のアルスに続く三回目の刊行で、木村荘太訳『民衆劇論』を加えれば、十年足らずの間に四度にわたって出たことになる。様々な出版事情はあるにしても、演劇の時代とパラレルに読まれ続け、その後も同様だったと考えていいだろう。それに大杉にとっても、唯一の文学書の翻訳で、彼の芸術論はすべてこのロランの一書に基づいている。 この『大杉栄全集』全十巻

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    ExLibris 2013/09/19
    「アルスの他の出版物との混同や悪しき影響なども考慮され、(略)大杉栄全集刊行会がダミーとして立ち上げられたのでは」。勘繰りすぎ。1925年4月朝日新聞広告を見ると、「豫約申込所」がアルスと春陽堂の連名。
  • 古本夜話 330 ロマン・ロランの大杉栄訳『民衆芸術論』 - 出版・読書メモランダム

    全国出版物卸商業協同組合に関する連載が長くなってしまったが、ここで再び楠山正雄関連のところに戻る。 連載235で楠山正雄の『近代劇十二講』がロマン・ロランの『民衆の芸術』に基づいていることを既述しておいた。 あらためて大正時代におけるロランの翻訳を、国立国会図書館編『明治・大正・昭和翻訳文学目録』(風間書房)で確認してみると、植村宗一の人間社による『ロマン・ローラン全集』全六巻、国民文庫刊行会や新潮社の『ジャン・クリストフ』(後藤末雄、豊島与志雄訳)、叢文閣の『愛と死の戯れ』(片山敏彦訳)、『クルランボオ』(野尻清彦訳)、『ベートオヱ゛ン』(高田博厚訳)などに加え、『民衆の芸術』も二種類の翻訳が出ているとわかる。それは大正九年の『民衆劇論』(木村荘太訳)と、同十年の『民衆芸術論』(大杉栄訳)であり、前者は前出の人間社の『全集』第二巻に収録され、後者はアルスからの出版になっている。 (岩波

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    ExLibris 2013/09/13
    「それにまた「新劇」という言葉自体が、この『民衆芸術論』によっているのかもしれない。」……え、明治末からある既出の語ですけど。自分のたまたま見たものに何でも引きつけすぎるのは、どうなの。
  • 秋田書店:解雇の元女性社員が提訴 地位確認など求め- 毎日jp(毎日新聞)

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    ExLibris 2013/09/12
    「女性は、東日本大震災発生を受け、子供に夢や希望を与える漫画を作ることが大事だと考え、不正をやめるよう訴えていたと明かした。」「と涙をこらえた」イイハナシカナー? 自己陶酔型に見えて感心できない。
  • 図書館から持ち出し、手芸・料理本が1位…次は : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    三重県名張市立図書館(名張市桜ケ丘)で、2010年4月から今年6月末までの3年余りの間に、2000冊近い蔵書が所在不明になっていることが同図書館の調べで分かった。 希少は含まれていないが、大部分は利用者が貸し出しの手続きをせずに無断で持ち出したとみられる。同図書館は「蔵書や資料は市民の共有財産。モラルを守った利用を」と呼びかけている。 同図書館は、6月18~30日に蔵書点検を実施。その結果、2010年4月以降で、1939冊(284万8011円分)の蔵書が行方不明になっていることが判明した。29万2350冊ある同図書館の蔵書全体に占める割合は、0・66%にあたるという。 種類別では、一般書が1263冊と、全体の6割以上を占めた。次いで、雑誌が354冊、文庫が172冊となっており、児童書82冊、参考図書44冊、新書19冊、絵5冊の順だった。また、ジャンル別では、手芸・料理が最も多く、日

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    ExLibris 2013/09/03
    「最も高額な本は、「心理学辞典」と「江戸時代語辞典」で、」「同図書館では「借りてくれればいいのだが……。どうして行方不明になるのか、よく分からない」と困惑する。」って、事典類は禁帯出だからでないの?
  • 一迅社、2年前の読者プレゼント未発送で謝罪

    一迅社はこのほど、漫画雑誌「コミック百合姫」2011年7月号・11月号で行った読者プレゼント「なもり先生直筆サイン色紙100名様プレゼント」で、現在も当選者の手元にサインを発送できていないことを発表し、「大変申し訳ございません」と謝罪した。 プレゼントの発表から時間が経ったため、当選者の送付先を改めて確認した上で、9月下旬から発送を始め、10月中旬の発送完了を目指す。 なもりさんはTwitterで「当初まとめて100枚ずつ描く予定だったのですが、思うように進められず、何回かに時期を分けて描くことになってしまいました。それが発送準備の遅れの一因にもなったと思います。申し訳ございません…」と謝罪している。 漫画雑誌の読者プレゼントをめぐっては、消費者庁が8月20日、誌面に掲載した当選者数に対し実際の当選者数が少なかったとして、秋田書店に対し景品表示法違反(有利誤認)として措置命令を出している。

    一迅社、2年前の読者プレゼント未発送で謝罪
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    ExLibris 2013/08/27
    秋田書店の騒ぎ見て先手を打って責任回避、かな? 出版業界がいまさら正直ぶる気なら、この手の発表が相次ぐことになる筈だが。
  • 文学出版社のズールカンプ社が倒産 - ドイツ生活情報満載!ドイツニュースダイジェスト

    文学出版社のズールカンプ社が倒産 株式会社化でdtvなどが出資に関心 文学書籍の出版社として知られるズールカンプ社が支払い不能に陥り、6日にベルリン・シャルロッテンブルク区裁判所に破産申請を行った。ヴェルト紙が伝えた。 同社は1950年にペーター・ズールカンプ氏が創業し、その後ジークフリート・ウンゼルト氏が経営を引き継いだ。ドイツ語圏の文学出版社としては代表的な存在で、ベルトルト・ブレヒトやヘルマン・ヘッセ、クリスタ・ヴォルフなど著名な作家の作品を数多く扱ってきた。 同社は破産により、合資会社から株式会社への転換を図って出資者を募る計画。すでにdtvやC.H.ベック社、カール・ハンザー出版社などが関心を示しているという。

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    ExLibris 2013/08/23
    えらいこっちゃ。ズーアカンプって言ったら岩波文化みたいな意味で世界的に通じる老舗の出版社だってのに、どうして。
  • 古本夜話324 出口米吉、『性の崇拝』、『頭註東海道中膝栗毛』 - 出版・読書メモランダム

    特価業界における成光館の出版活動、及び梅原北明人脈や宮武外骨や中山太郎とのつながりについて、前回も含め、連載194などでも既述してきた。 この他にも多くの出版人脈が成光館へと流れこみ、その全体像は明らかでないにしても、驚くべきほどの多種多様な出版物が刊行されたと考えられる。 そうした一人に出口米吉がいる。彼のプロフィルはずっと定かにつかめないままだが、『発禁3』(「別冊太陽」平凡社)の「性神研究」のページに、、『日生殖器崇拝略説』、正続『日性器崇拝資料一覧』といった限定私家版、エドマンド・バックレイ『日に於ける生殖器崇拝』の訳書が書影入りで紹介され、まだ民俗学が確立されていない時代における生殖器神の研究書に位置づけられていた。 またそのページには『日に於ける生殖器崇拝』の出口による「はしがき」の一部が掲載され、同書は一八九五年(明治二十八年)にシカゴ大学出版部から出されたバッ

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    ExLibris 2013/08/23
    「彼のプロフィルはずっと定かにつかめないままだが」……「出口米吉翁年譜」が1961年に出、『南方熊楠大事典』(2012)にも載っとるが。出口編『稿本 浮世風呂解註』(玄鹿洞書院1934)は山中共古述、古い仲だった。
  • 秋田書店:景品水増し、先輩から業務引き継ぎ 元女性社員- 毎日jp(毎日新聞)

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    ExLibris 2013/08/21
    記事の文章、『ミステリーボニータ』と『ボニータ』(1996休刊)を混同してないか? 「元女性社員は、取材に不正を把握した経緯や「手口」を証言した。」
  • 東京新聞:秋田書店 雑誌表示水増し 消費者庁処分:社会(TOKYO Web)

    女性向け漫画雑誌の「ミステリーボニータ」「プリンセス」「プリンセスGOLD」で読者プレゼントの当選者数を水増ししたのは景品表示法違反(有利誤認)にあたるとして、消費者庁は二十日、発行元の秋田書店(東京)に再発防止などを求める措置命令を出した。

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    ExLibris 2013/08/21
    誌名や景品が具体的にわかる記事。「秋田書店は同庁の調査に「もともと企業の提供だった懸賞品が不景気で減り、アンケートに大勢答えてもらおうと水増しを始めた」と釈明。」
  • 秋田書店:不正訴えた女性社員を解雇 撤回求め提訴へ- 毎日jp(毎日新聞)

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    ExLibris 2013/08/21
    「引き継ぎで不正を知り(略)上司に訴えたが」……社外に告発したとは書いてないな。「12年2月29日に(略)解雇通知書が送られてきた。」1年半以上過ぎてからニュース? 弱小秋田の命取りにならなきゃいいが。
  • 朝日新聞デジタル:読者5名にプレゼント…ウソ 秋田書店を消費者庁処分へ - 社会

    「5名様に当たります」はウソだった――。雑誌の読者プレゼントで当選者数を実際より多く表示していたとして、消費者庁は19日までに、出版社の秋田書店(東京都千代田区)に、景品表示法違反(有利誤認)に基づく措置命令を出す方針を固めた。複数の読者に当たると表示しながら、一つも発送していない景品もあったという。読者プレゼントの水増しを同法違反で処分するのは初めて。  同社は「週刊少年チャンピオン」など若者向け漫画誌のほか、コミック単行などを出版している。消費者庁は、同社が数年にわたり、複数の雑誌でこうした不当表示を続けていた可能性があるとみている。  関係者によると、不当表示があったのは女性向けの漫画月刊誌で、プレゼントファッション雑貨や家電製品など。当選者数が「5名」などと記載されているのに、実際にはそれより少ない数しか発送されず、当選者が1人もいない景品も複数あったという。翌々月号などで当選

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    ExLibris 2013/08/19
    「読者プレゼントの水増しを同法違反で処分するのは初めて。」「応募した読者は、景品が届かなくても単に外れただけとしか思わず、これまで問題が発覚しなかったとみられる。」内部告発で露見とか?
  • 憲法原本もあります…公文書館満杯、新館建設へ : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    政府は、重要な歴史公文書を所蔵し、展示・解説している国立公文書館の機能を拡充するため、新館を建設する方針を固めた。 場所や機能を具体的に検討するため、2014年度予算の概算要求に調査費を盛り込み、認められれば17年度までの開館を目指す。 国立公文書館は、明治政府の基方針を示した「五箇条の御誓文」や明治憲法、日国憲法の原などの貴重な文書を含む公文書を所蔵している。日常業務で作成される公文書も収容の対象で、年々文書が増えている。 内閣府によると、公文書館の書架は総延長72キロに及ぶが、それでも米国立公文書館で使用中の書架の20分の1程度。しかも、昨年3月末時点で既に書架の約8割が埋まっており、16年度には書架がいっぱいになる見込みだ。新館の候補地には、国会周辺の敷地などが挙がっている。

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    ExLibris 2013/08/13
    「16年度には書架がいっぱいになる見込みだ。新館の候補地には、国会周辺の敷地などが挙がっている。」永田町に土地空いとんの? デジタル化した分の原本はNDL関西館横の私のしごと館跡地にでも倉庫保管したらどや。
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    ExLibris 2013/08/13
    「書店組合の理事会に出席するたび、これって、ひょっとして「全体主義」とかいう奴とちゃうん…?と思うこと度々」、「島田さんが社長だった頃の海文堂書店は、その「書店社会主義」に対する「抵抗勢力」だった。」
  • 古本夜話319 共楽館『名人遺跡囲碁独案内』と丁未会出版部『囲碁定石集』 - 出版・読書メモランダム

    前回 吉田俊男の『奇美談碁』やその他の囲碁書にもふれたが、それこそ囲碁に関する出版物は実用書を一つの柱とする特価業界の定番商品であり、明治時代から多くの刊行を見ていたと思われる。たまたまそのことを示す囲碁書を二冊入手したので、それを書いておきたい。 その一冊は二宮秀快先生見閲、永井忠敬先生編輯『名人遺跡囲碁独案内』で、私は囲碁を解さないし、理解が行き届かないかもしれないが、表紙には東京共楽館発行と謳われている。編者の「読言」として、次のような文章が置かれている。 近頃囲碁ノ流行セル貴賎ノ別ナシ、是遊器ノ第一トモ賞スベキカ、又囲碁ノ書ニ於ケル、古ヘヨリ数巻ニシテ、悉ク名人上手ノ著セシ書ニ非ラザルハナシ、然レドモ皆区々ノ別有テ便ナラズ、余ハ囲碁ニ巧ナラザレドモ、常ニ一書ヲ以テ他ニ亘ルノ良書ナキヲ悱ム、(後略) それゆえに古書を渉猟し、「秡抄(ママ)シテ一巻トナシ」たと述べ、二百に及ぶ「名人遺

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    ExLibris 2013/08/07
    「「秡抄シテ一巻トナシ」たと」→原文ママだけど「拔抄」の誤刻か。「「意にのぶ」という序文」→原文正しくは「意をのぶ」。「青藜閣という出版社」→前近代・近世からの版元を「出版社」とは呼びにくいが。
  • 「人権侵害だから、本のタイトルも教えない」閲覧禁止の児童ポルノ開示請求に対し、国会図書館から返答 - 最新芸能ニュース一覧 - 楽天WOMAN

    いよいよ格的に、規制が強化される形での改定が危惧される児童ポルノ法。この法律が現行でも抱えている最大の問題点が、「そもそも児童ポルノとはなんなのか?」という定義。全裸はまずいのか? あるいは、水着を着ていてもまずいのか? 基準は明確ではない。そして「これが児童ポルノですよ」という指標になる現物を見ることはできない。販売や提供が禁じられている以上、児童虐待などの調査目的でも、児童ポルノとされるものを、容易に見ることはできないのだ。 現在、児童ポルノとされている書籍を最も多く収蔵しているのは、国立国会図書館だと考えられる。ここには、納制度によって収蔵されたものが多数存在するからだ。 しかし、収蔵された児童ポルノと思われる書籍は、閲覧することはおろか、存在すら確認することはできない。 その理由は2004年、法務省国会図書館に対して、児童ポルノとされ得る蔵書を閲覧する行為が、提供の罪に当たる

    「人権侵害だから、本のタイトルも教えない」閲覧禁止の児童ポルノ開示請求に対し、国会図書館から返答 - 最新芸能ニュース一覧 - 楽天WOMAN
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    ExLibris 2013/08/06
    「国会図書館自体も、法務省からの罪に問われる「脅し」を受けて、仕方なく導入しているものであり、ほかの図書館が同様の措置を取ることを危惧している事情もある。」立法府の館が法務省の下風に立つとな。
  • 「青空文庫」一転曇り空? 作品数、大幅減の懸念 著作権切れの電子書籍 TPPで延長交渉浮上 - 日本経済新聞

    著作権が消滅した文学作品を無料で読める電子図書館青空文庫」。その存在が今、揺れている。政府が環太平洋経済連携協定(TPP)の事前協議で、著作権の保護期間を現行の作者の没後50年から、米国の要求する同70年に延長する可能性が高まっているためだ。20年も延長されれば、青空文庫で今後扱える作品数が大幅に減少。青空は一転"曇り空"になってしまうのか。「著作権の保護期間延長なんて絶対反対」「米国にすり

    「青空文庫」一転曇り空? 作品数、大幅減の懸念 著作権切れの電子書籍 TPPで延長交渉浮上 - 日本経済新聞
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    ExLibris 2013/08/02
    「交渉が順調に進み、今年末までに妥結できたとしても、著作権法改正案の策定と調整、国会での議論などに「少なく見積もっても法施行までに2年以上はかかる」(著作権法に詳しい弁護士)」。
  • 朝日新聞デジタル:著作権の保護期間、TPPで延長論 米の要求受け文科省 - 経済・マネー

    【藤井裕介、赤田康和】環太平洋経済連携協定(TPP)で、「著作権の保護期間」を米国などに合わせて作者の死後70年に延長することが検討されている。日の消費者にとってデメリットも多いが、著作権法を所管する文部科学省では延長容認論が出始めている。  交渉参加12カ国中、日、カナダなど6カ国は死後50年。米国、豪州など6カ国は70年以上だ。米国が延長を求めているとみられる。政府は見解を明らかにしていないが、文科省幹部は「農業のように譲れない問題ではない。反対の声もあるが、広がりはない」と延長容認の考えを示した。  米国が延長を求めるのは海外でも人気の作品を多数抱え、その輸出で稼いでいるから。一方、日は印税など著作権使用料の国際収支で約6千億円の赤字だ。 続きを読む関連記事著作権保護延長、TPPで容認論 死後50年→70年 米の要求受け8/1〈WEBRONZA〉TPPで揺れる日の著作権7/1

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    ExLibris 2013/08/02
    「TPP交渉参加国の半数は死後50年であり、弱腰になる必要もない」と指摘」。「ベルヌ条約の加盟国中、(略)日本を含む93カ国が「死後50年」、「死後70年以上」は71カ国にとどまる。」でもG8で少数を貫く根性は無かんべ。
  • 出版状況クロニクル63(2013年7月1日〜7月31日) - 出版・読書メモランダム

    出版状況クロニクル63(2013年7月1日〜7月31日) 旧知の読者から連絡が入り、様々な情報を伝えてくれたのだが、それにはクロニクルを続け、最後まで見届けてほしいとの依頼も含まれていた。 彼は大手取次経験者なので、取次関係に限定して要約してみる。取次によっては実質的に債務超過に陥っているところがすでにあるのではないか、取次を必要としない電子書籍問題、雑誌の異常な返品率の改善は難しいし、ガソリン高による運賃値上げも迫っているし、消費税アップはただでさえ疲弊している出版業界を直撃する、それらのことなどを考えれば、流通システム自体が危機にさらされていることは明白で、もはやその一部の破綻は覚悟しておくべき状況に入っているのではないかというものだった。 だからそこに、クロニクルを続けてほしい理由があるというわけだ。 これがクロニクルの読者の意見を代表するものとは考えていないが、そうした声に応

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    ExLibris 2013/08/01
    「マルドリュス版」を「マドリュス」と誤記。/「公共図書館事業はTRC、日本図書館協会とその周辺にいる建築、設計、什器関係者、大学の図書館学科の教師たちによって、ほぼ独占されてきた」……ヘ? 陰謀論的複合。
  • 古本夜話318 小川寅松、尚栄堂、吉田俊男『奇美談碁』 - 出版・読書メモランダム

    前回、小川菊松が大洋堂出身であり、その大洋堂からは多くの出版人たちが誕生したことを既述しておいた。それに関連して小川がどうして言及しなかったのか、やはり何らかの事情が潜んでいると思われる人物と出版社がある。その人物とは小川寅松、出版社は尚栄堂で、小川菊松とは当に一字違い、社名も堂がついていることからすれば、小川が知らなかったはずもないし、誠文堂とも取引や関係もあったにちがいない。 しかも尚栄堂のは二冊入手しているが、その一冊の杉文太郎『図解我家の飾り方』は大洋堂と尚栄堂の共同出版で、発行者は小川寅松と大塚周吉であるから、小川寅松も大洋堂出身だと考えていい。たが小川菊松と名前は似通っていても、縁戚関係とも思われないし、ここではとりあえず偶然の一致という見解を下しておくことにする。 さらにこの大正元年に刊行された『図解我家の飾り方』に関して付け加えておけば、扉に貳書房なる版元名が記載さ

    古本夜話318 小川寅松、尚栄堂、吉田俊男『奇美談碁』 - 出版・読書メモランダム
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    ExLibris 2013/07/31
    「社名も堂がついていることからすれば、小川が知らなかったはずもないし」→「とりあえず偶然の一致という見解を下しておく」→「名前から考えても意識しなかったはずもない」……Q.E.D.? 短絡、飛躍、循環論法。