石川県珠洲市にある農産物の直売所で「スイセン」が「ニラ」と間違えて販売され、買って食べた家族が食中毒症状を起こしていたことが分かった。 石川県によると、「スイセン」が「ニラ」として販売されたのは、珠洲市にあるJAの農産物直売所「グリーンセンターすず」。 今月6日、県内に住む家族が購入し、その日の晩、調理して食べたところ、4人が頭痛やおう吐などの症状を訴えた。 出荷した人がニラを栽培している畑の近くにある自分の庭でスイセンも育てており、「似ていたため、間違えた」と話しているということで、県では患者の症状などからスイセンによる食中毒と断定した。 患者4人は全員、回復しているが、地元の保健福祉センターではこの直売所に対し、選別の徹底などを指示している。
クッキングセンター佐賀(佐賀市)が調理・配送した給食から相次いで異物が見つかった問題で、18日に給食を約2か月ぶりに再開した佐賀県吉野ヶ里町立東脊振中の19日の給食に、ゴム片(縦4ミリ、横3ミリ、厚さ1ミリ)が混入していたことがわかった。 同県鹿島市立西部中でも19日の給食から異物が見つかった。いずれも健康被害は報告されていない。 町教委によると、生徒が「鶏の竜田揚げ」を食べる前に、衣の内部からゴム片を見つけた。同社の調理過程で混入したと見られる。町教委は19日、保護者に、「給食再開直後に不快な思いをさせて申し訳ない。危険性はないと判断し、給食は継続する」との趣旨をメールで通知した。 同社が調理した給食を巡っては、昨年、ボタン電池など異物の混入が相次いだため、同町は約2か月間給食を中止。再発防止策を確認した上で再開した。 鹿島市立西部中では、同市のアメリカパンが同中に納入した米飯から黒くて
大阪府警西署の男性警部補(59)が容疑者の取り調べ中、タブレット端末で人気ゲーム「ドラゴンクエスト(DQ)」をしていたとして、本部長注意の処分を受けていたことが府警への取材でわかった。 警部補は府警の調査に対し、「暇つぶしでやっていた」と話している。処分は昨年10月28日付。 府警監察室によると、警部補は昨年10月、わいせつ電磁的記録記録媒体有償頒布目的所持容疑で逮捕された女の取り調べ中、内規で取調室への持ち込みが禁止されているタブレット端末を使い、3日間で計約3時間、DQに興じていたという。 警部補は、20歳代の男性巡査長の補助役として取り調べに同席。ゲームをしている警部補に女が気付き、別の警察官に知らせて発覚した。 警部補は「取り調べが順調に進んでいたので、何もすることがなく暇だった」と説明しているという。
福島県は23日、同県下郷町の小学校と中学校の計2校の給食に出されたサンマのすり身を21日に食べた児童・生徒ら87人が食中毒になったと発表した。県は、消費期限が約5カ月過ぎていることを知りながら出荷していたとして、販売した「若松魚類」(同県会津若松市)に23日から2日間の営業停止を命じた。 県によると、同社は昨年8月27日に岩手県の加工業者から冷蔵すり身45キロを購入。消費期限は29日までだったが、同社の担当者が28日に表示ラベルをはがして冷凍保存。5カ月近くたった今月21日、うち14キロを別の業者を介して下郷町の学校給食調理場へ納品した。給食には、すり身を焼いた形で出されたという。 2校の児童・生徒と教員377人のうち、教員3人を含む87人が発疹や頭痛などを訴えたが、いずれも回復に向かっているという。調理場に残ったすり身からは、保存状態が悪い赤身の魚に含まれ、アレルギー反応を引き起こす化学
キャラクター商品を手がけるサンリオは、おととしから去年にかけて販売したクッキーの詰め合わせ、およそ7万8000個に賞味期限が切れた原材料が使われていたと発表しました。これまでのところ、健康被害の連絡は入っていないということですが、サンリオは電話での相談を受け付けています。 サンリオによりますと、クッキーを製造した大阪・天王寺区の菓子メーカー、エリザで小麦粉と砂糖を混ぜた原材料が賞味期限を1日から43日過ぎた状態で使っていたということです。 これまでのところ、健康被害の連絡は入っていないということですが、サンリオは電話での相談を受け付けています。電話番号は、03ー3779ー8148で、19日と来週以降は平日の午前10時から午後5時まで受け付けています。 菓子メーカーのエリザを巡っては、大阪のテーマパーク、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで販売された商品や、キャラクターの管理会社、ポケモンが販
今月14日、奈良県生駒市の学校給食センターで調理中の給食に異物が混入しているのが見つかり、警察は、給食センターの40代の調理員の男が関わった疑いがあるとして、18日夜、偽計業務妨害の疑いで逮捕しました。 給食センターでは今月14日、調理中のチンゲンサイにポリエチレン製のあめの包み紙14枚が混ざっているのが見つかりました。 包み紙は従業員の休憩室に置かれていたあめと同じ商品のものと分かり、警察は、内部の関係者が意図的に混ぜた疑いがあるとみて捜査していました。 その結果、中尾容疑者が関わった疑いが強まったとして、18日夜、偽計業務妨害の疑いで逮捕しました。 捜査関係者によりますと、容疑を認める趣旨の供述をしているということです。 警察は詳しいいきさつを捜査するとともに、この給食センターでは今月9日にも給食からプラスチック片が見つかっていることから、関連があるか調べることにしています。 事件を受
奈良県生駒市の学校給食センターで、調理中の野菜からあめの包み紙が混ざっているのが見つかり、生駒市は、何者かが意図的に混ぜた可能性があるとみて警察に被害届を出しました。センターが調理した給食からは今月9日にもプラスチック片が混ざっているのが見つかっていて、生駒市は2学期が終わるまで給食を中止し、午後の授業も取りやめることにしました。 生駒市は何者かが意図的に混ぜた可能性があるとみて、14日に警察に被害届を出しました。 生駒市によりますと、このセンターが調理した給食からは、今月9日にもセンターの床材の破片とみられるプラスチック片が見つかったばかりです。 こうしたこと受けて生駒市は、市内のすべての小中学校で15日から2学期が終わるまでの間、給食を中止するとともに、午後の授業も取りやめることにしました。3学期からの対応については今後検討することにしています。
「ビバルディの音楽を聴かせて熟成させた有機みそ」として話題を呼んでいる商品の原料大豆が太平物産(秋田市、民事再生法適用申請中)の偽装肥料で栽培されていたことが分かり、福井県のメーカーが商品の回収を始めた。 回収が行われているのは、マルカワみそ(福井県越前市)の「有機みそヴィバルディ750グラム」。「国産有機大豆使用」として、原料を秋田県大潟村の第三セクター、村カントリーエレベーター公社から仕入れたが、肥料販売元の全国農業協同組合連合会(JA全農)の調査で、栽培に使われた肥料に化学成分が入っていたことが判明した。 マルカワみそは、有機農法で育てた原料や加温しない天然醸造にこだっているほか、この商品は「酵母を活性化することで、味がまろやかになる」として、タンクにビバルディの「四季」の音楽振動を伝えて製造している。河崎宏社長は「迷惑だ。偽装をした太平物産が世間から見放されるのは当然。損害について
スーパーに並ぶ弁当にダンゴムシを入れたとして、岡山県警は5日、岡山市南区新保、自称アルバイト事務員中俣昭美容疑者(61)を業務妨害の疑いで逮捕し、発表した。中俣容疑者は「入れていない」と否認しているという。 岡山南署によると、中俣容疑者は10月11日、岡山市南区のスーパーの弁当にダンゴムシ1匹を入れ、弁当を製造した会社(広島県福山市)に工場の臨時安全点検をさせ、業務を妨害した疑いがある。 弁当を買った客からスーパーに通報があり、同署が防犯カメラの映像などから中俣容疑者を特定したという。近隣のスーパーでも同様の事案が複数確認されており、関連を調べている。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く