三菱東京UFJ銀行が、新たに開設する口座への紙の通帳の発行を2017年度後半にも原則的にやめる方向で検討していることが27日、分かった。合理化策の一環で、インターネットで取引履歴を参照できるサービスを充実させて利用を促し、関連経費を削減する。 ネットを活用した通帳レスの取り組みは三井住友銀行なども積極的に進めている。国内最大手の三菱UFJ銀が本格展開することで他行にも同様の動きが広がりそうだ。 三菱UFJ銀はネットバンキングを利用している顧客に、紙の通帳の代わりに「Eco(エコ)通帳」というサービスを提供している。