ISISに捕らえられた人質の中には、身元がバレて殺されたり、身代金を要求されたりした人たちがいた。 そのため彼らに身の危険が及ばないよう、あえて政府や関係者が情報を明らかにせず、極秘扱いにしてきた人質もいたという。 しかし今回、赤十字国際委員会(ICRC)は以前、シリアで拘束された3人の名前を明らかにした。 5年前に拘束され、人質となる そのうちの1人、Louisa Akaviさんはニュージーランド生まれの62歳。彼女は今から約5年前に、赤十字の看護師として医療物資などを運ぶため、シリア北西部イドリブ県に入ったという。 しかし同年10月13日、他のボランティアとともにISISの戦闘員に拘束されてしまう。 この時、人質となったのは7人。しかしそのうちの4人は、すぐに解放されたが、残りの3人、AkaviさんとボランティアのAlaa Rajabさん、Nabil Bakdounesさんは拘束され続