概要 目まぐるしく変化する社会や技術への対応には、日本のソフトウェア開発を抜本的に見直す必要があります。本調査は、企業内の事業推進のために利用するシステムから、ネットワークサービス、パッケージソフト、機器に組み込むソフトウェア、Edgeサービスを対象に、実態把握と今後の方策を検討するための基礎調査として実施しました。設問は、ソフトウェアのユーザー企業、開発・提供するベンダー企業、エンジニア個人別にほぼ同じ内容を設定し、多様な分析ができるようにしました。 実施期間2023年12月6日から2024年1月10日までに、ユーザー企業183件、ベンダー企業199件、エンジニア個人352件の合計734件の回答をいただきましたので、その結果をオープンデータで公開し、分析レポートを募集いたします。 今回の調査結果を国際的な視点から見ると、上流工程を中心に大枠での課題が洗い出されています。結果を踏まえ、20